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割烹 尾だ鞠 アーカイブ

2006年06月10日

スモーク美味

スモーク二種。
スモーク・フォアグラと、スモーク・リブでございます。
久々に頂きます。。というのも、
こちらのお店のスモーク製品はどれも美味しくて大好きな私、
ちょくちょくHPの方を覗いておりましたところ、
ある日、スモーク・リブの 1円オークションをやってましたのよ。
そりゃまぁ1円で買えるわけないのは承知の上、11円で入札した私。^^;
すると数日後に、落札のメールが来ちゃったのよね・・・。まじ?
あー、びっくりした。

でも、ここのオークション送料は普通の買い物よりも割高・・・
この送料を考えたらこれだけじゃもったいない。
追加注文すれば普通の送料になるから・・・
せっかくだから、大好きなスモーク・フォアグラも注文しちゃう♪

まんまと お店の思うツボ。
いいお客よね、私。

そうして届いたのがこのスモーク・リブ

と、

スモーク・フォアグラ。

カットして室温に置いただけで、とろけそうになります。
もちろん舌の上では、すぐに溶けてしまうのよ。

リブは、たった一本だったわけだけど、
それでも カットしてみると、結構な量でした。

しかし・・・
スモーク製品だけを 何種類も一度に食べるものじゃないかもね・・・。

ということで、箸休めの二品でございます。
お野菜は全部、Sちゃん&D君のJ農園収穫のものです。

いんげんと玉ねぎのサラダ。
酢を用いずに、上等の油とお塩だけで和えました。

水にさらして、きりっと絞った玉ねぎが美しく・・・
食べても美しいひんやり感です。

こちらは、ナスといんげんの胡麻酢和え。
練り胡麻の濃厚さにお酢が効いて存在感のあるお味に仕上がりました。

そして、最後に ご飯もの。
さて何でしょう?

ふっふっふ。
スモーク・リブの骨を炊き込んで・・・リゾットのつもりが、どちらかといえばピラフに。。
骨から出たスープは見事に濃厚でした。

そして、
出来上がったピラフに、これでもか!と、
スモーク・フォアグラのせちゃいましたわ。
ほっほっほ。

今日もおなかいっぱい。
はなまるよん。

2006年06月11日

アイスバイン

こぶた畑から届いたスネ肉を仕込んで10日・・・アイスバインの完成です!
本日、AK君&AYちゃんと、Sちゃん&D君、Aさんと一緒にお食事会。

愛する妹からは、なんと!アイスバインに合うパンの差し入れ♪


AK君お手製のブロッコリーのピクルス

こちらもAK君の鯵の柿酢漬け(柿酢も彼の自作!)

でもって、
尾だ鞠作、ナスのシチリア風マリネ、豆サラダ、コロッケ。

そして・・・メインディッシュのアイスバイン♪

今回は、たっぷり塩出しをして上品に仕上がったと思ふのですが・・・
自画自賛!?わはは。

この他にも、Sちゃんから そら豆・ズッキーニの天ぷら、
Aさんからはお寿司!の差し入れがありました~♪
だけどね・・・もう 食べるのに一生懸命でね・・・写真撮り忘れちゃったの。
ごめんね~。

だけど、皆でワイワイ言いながら「おいしいね~♪」って・・・なぜか込上げてくる笑い・・・
美味しいものを頂くと、不思議だけど笑っちゃうのよね。
あぁ・・・なんて幸せな時間なんでしょ。

うれしいね♪

ありがとう♪(^-^)

2006年08月06日

パンチエッタ 3

本日、いよいよ「パンチエッタの会」開催です♪


今回の声かけに賛同して下さったAさん、Pちゃんが、
美味しい手料理&パンで生産者の若者達のおもてなしをして下さいました♪^^
もちろん今回、使用したお野菜の殆どが J農園で収穫されたものですよ。


まずは
Pちゃんが この日のためにと持参してくれたお酒で乾杯♪
PROSECCO」(イタリア/ヴェネト)

私は、今日はじめて頂きましたが、実にかるくて さっぱりしたスパークリングワインでした。
夏のお祝い事には、シャンパンよりも こちらの方が いいかも。。。お気に入り♪

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2006年08月15日

お腹いっぱい

こぶた畑のお二人から、彼らの作った「柿酢」を頂きました。
これは、渋柿をまるごと じっくりと発酵させて作った本物の酢。
その一滴一滴が柿そのものの果実酢です。
さっそく舐めてみると・・・美味しい!まろやかな酸味がとても上品でびっくり。

今日は、お友達Jが餃子を食しに来ることになっているので、この柿酢で前菜をつくることに。

右の二品の、辛子酢味噌と 塩くらげの味付けに 柿酢を使用。

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2006年08月25日

季節限定

お土産に頂きました。
崎陽軒の季節限定「いかシュウマイ」

ぱっと見た目には、表面に見えるグリーンのものが「グリンピース?」と思ったのだけど
切ってみれば、そこには枝豆と、白いイカの身がいっぱい詰まってて とても涼やか。

冷やしたままでもイカの香りが口いっぱいに広がります。
枝豆とイカの歯ごたえも絶妙!
うーん。さすが季節限定。
おそるべし崎陽軒。

で、
お土産のお返しに食べて頂いたのは、私の定番 ゴーヤチャンプル。
だけどスパムも豆腐もなかったので 卵とゴーヤだけのシンプルチャンプルね。(笑)

でも私は、このシンプルチャンプルが一番好きなんです。
ゴーヤも卵も 油との相性がとても良いし、ゴーヤが苦ければ苦い程美味しい♪

毎夏、私の夏バテ防止に欠かせないゴーヤ。
サラダ、お浸し、糠漬け、チャンプル、ゴーヤを挟んだ豚カツも美味。
子供の頃は大嫌いだった苦味が 今ではこんなに大好き・・・味覚って不思議。

2006年08月29日

スキレット

本日の賄食は、じっくりと蒸し焼きにして甘く仕上がった 玉ねぎと大蒜、オクラがメイン。
どれも Sちゃんのお野菜。
ステーキ用のお肉は、紹興酒に漬けたおかげで とっても柔らか。


もちろん、もともとの お野菜の力があるからこそシンプル調理が生きるのよね。
そのためにも、どーしても欲しかったフライパンがコレ、
LODGEのスキレット


鋳物だから重い!のは覚悟の上。
ほんとに重い。
でも、これは使い込めれば一生ものだと、スキレット先輩も仰っておりました。
私、金物屋の娘ですもの、頑張って使い込ませて頂きますわ。w
これで焼く目玉焼き・・・なぜか、めちゃめちゃ美味しいのよね。

お肉も ちゃんと中まで熱が通ってるのにこんなにきれいに焼けるの。


調理道具のおかげで お料理が楽しみになるって、楽しいね。^^

2006年08月30日

海老好き

大好物です。
海老の豆豉炒め


私、やっぱり海老が好きなんだわ。と、再確認。。(蟹も好きよ)


じつは私、昔むかし
とある海老養殖会社のご子息とお見合いしましてね・・・
お見合いの話が来た時点で、その気もない私は お見合いなんかする気もなくお断りしたんです。
でも、仲人さんが
「せっかくだから、アチラご自慢の車海老だけでも食べてから断ればいいじゃないの」と
仰いましてね、
ええ、行きましたわよ。簡単に。車海老に釣られて。
だって、ただの海老じゃないんですもの。。車海老よ。
大好物の ひとつだったんですもの。

数日後、
お見合いの席には、期待の車海老のフルコースが座卓一杯に並んでおりました。

嗚呼!これよコレ!なんて素敵な光景!

そこには車海老しかいないの~♪

車海老だらけ。
車海老三昧。
車海老天国。
酒池海老林。

この光景を見るために、これをお腹に納めるために・・・当日早朝から
ここぞとばかりに、私に晴れ着を着せて飾り立てる母に文句も言わず、
どんなに帯を締め付けられても、帯の間にタオル一枚忍ばせてガマンした私。
死ぬほど海老を食べたいが為に捨てたわ。>自尊心。
ここまでして 当日ココに、車海老が並んでなかったら お膳ひっくり返してたと思う程に、
私の情熱は車海老に注がれていたの。

お見合い開始

・・・仲人さんが色々喋ってる間も、私の目は海老に釘付け。
お願いだから・・・はやくしてっ!
私は海老を食べに来たのよ!食べたいのよっ!海老っ!というオーラを 発散し続け・・・
それに気付いたのはアチラ家のお母様でした。さすが女将。(お母様がこの料亭の女将デシタ)
「まぁま、お話は食べながらの方が弾むでしょうし、そろそろ頂きましょう。」
ということで、私の食指は留まることを忘れ・・・
お喋りには、相槌だけは忘れずに・・・(仲人さんとの交換条件)
ひたすら食べました。
帯の間のタオルも 中座して抜き、食べ続けました。
だって、天ぷらにしても塩焼きも煮物も しんじょも、その火の通し具合が抜群で、
海老の香りが不思議と強烈じゃなく その身の柔らかさが「どうすればこんなに柔らかく火を通せるんですか?」と聞いてしまう程、美味しかったんですもの。
もちろん、お寿司も 特製海老しゃぶも堪能しました。
海老の踊りは、 女将が剥いて下さる前に 自分で剥いて食べ始めてしまいました。
この活き身がまた なんともいえずに甘くて、私は感嘆の声を上げ続けましたの。
女将も仲人さんも、「これも如何?」と御自分の分を差し出して下さいましたけど・・・
でも、もう本当にお腹一杯だったから お断りしました。
そしたら、それは全部 お土産に包んで下さいましたわ。ほっほっほ。

あぁお腹いっぱい。
なんて幸せ。
至福のひととき。
にこにこ。
この日一日で、一生分の海老を頂いた気がします。
ごちそうさまでした。

「じゃあそろそろ、若いお二人だけでお茶でも飲んできたら?」
って、定番の台詞が聞こえて我に返った私。
その定番台詞が いまこの現実に、
自分が言われてるってことが可笑しくて・・・ぷぷっと噴き出したら一斉大爆笑。
(私が始めて笑顔の対応したことに、皆さんホッとしたのだと、後日判明。)

で、初めてこのとき、私はお見合い相手の方をまじまじと見たような気がします。
覚えてないけど・・・、顔。
定番のお庭散歩とティータイム。
でも、何を お話ししたか・・・覚えてないけど・・・、話。
アチラがとんでもない成金&悪趣味ボンボンだった事に呆れたのだけは覚えてる。
だから帰宅後に即、仲人さんに お断り。破談。
すると、
「断ってもいいから、海老料理だけでも食べにいらっしゃい」と言ってた仲人さんてば、
「どうしてこんなに良いご縁を断るの?!断る理由が無いじゃないの?!」と、手のひら返し。
あるわよ。
断る理由なんて。いくらでも。と、ブツブツ言ったら
「正直に言ってちょうだい。どうしたの?何か気に入らないことがあったの?」と言うから
正直に・・・
「だって、あのヒト馬鹿だもん。私、嫌いなんです、馬鹿。
お金持ちの親に甘やかされただけの ただの馬鹿。あんな馬鹿。」と、バカバカ馬鹿連呼。
「そんなにバカじゃ仕方ないわね。。」と仲人さんも諦めた。
だけど、ウチの母はしばらく
「バカくらい、ガマンできないの?海老食べられないのと どっちが嫌?」と、ほざいておりました。
でもって、
「そりゃアンタはいーわよね。死ぬほど食べたんだから。」と、ブツブツ。
はい。
食べましたとも。死ぬほどね。ほっほっほ。

それから数日後、仲人さんよりお電話。
アチラのお母様(女将)が「どーしても!ウチの嫁に来て欲しい!」と諦めきれないとのお話し。
女将は、お見合いというシチュエーションを 全く無視した私の食べっぷりがお気に召したご様子。
普通じゃない私を気に入った女将に、普通に断っても諦めそうにないと判断した仲人さん、
私の「馬鹿連呼」を そっくりそのまま伝えたそうな。>最終兵器。
しかし・・・
その最終兵器の馬鹿連呼爆弾までもお気に召したご様子で・・・。
「うちのバカ息子に、バカって言えたヒトは今までいなかった!ぜひウチの嫁になって!」って・・・。

この・・・ 馬鹿親子。


てことで、私はその後一切のラブコール(from女将)を シャットダウンしましたの。

アレ以来、この二十数年間・・・
海老を見ても、さほど食したいとも思わずに過ごして参りました。
でも、最近また海老好きが復活。

私が あの時食べた海老・・・一生分じゃなく、25年分だったのね。

四半世紀分。


意外と少なかったわね。

2006年09月04日

おうちごはん

昨日は、京都からお友達が来訪してくれました。
お仕事&新車の慣らし運転ということで...おつかれさま~!
ご宿泊は、もちろん尾だ鞠亭ね。^^

三ヶ月ぶりの再会。ハグハグ。

さて、お食事は外食?どうしようか?と、前々日から考え始めておりましたが
時間を気にせず、ゆっくり食べて飲んで のんびりして頂きたくて...
尾だ鞠亭のおうちごはんセットに決定♪
この日記を愛読(?)してくれてる友人の為に...ここに既出のメニューを取り揃えましたのよ。(笑)

もう見飽きた方もおいででしょうけど....続きをご覧になります?

また....やっちゃってますけどね。。うふ。

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2006年09月15日

さくらえび

本日の尾だ鞠亭、メインは季節ものの桜海老でございます。

駿河湾でしか獲れない桜海老。
以前食した生桜海老の美味しさが忘れられずに、お取り寄せしてしまいました。
...が!
今回届いた桜海老の身の大きさにびっくり。
桜海老って、もっと小さな身というイメージがあったけど...
一尾一尾にしっかりとしたプリプリ感があって、とても甘くてびっくり。


桜海老の御造りも良いかも。
と...。

御造りの実際の大きさですの。→

まいったか。(殴)


生桜海老を堪能したあとは、掻き揚げ。

掻き揚げにしてもしっかりと海老の香りがしています。
藻塩をつけて頂きました。

そして・・・

仕上げは、掻き揚げのお茶漬け!

揚げたての掻き揚げをサクサク崩しながら、アツアツのお茶漬けで頂きます。
あぁ。。。なんて幸せなんざんしょ。

だけど

やっぱり私って、欲深いオンナなのよね。

お茶漬けがこれだけ美味しいんですもの。
生の桜海老だって・・・ごはんと合うはずよね。合わないわけがないわよね。
生の桜海老には生の卵が合うわよね。。きっと。
これって、反則?
あぁ。。。だめ。がまんできない。ゆるして。



ごめんなさいね。ほっほっほ。(殴)

2006年09月27日

BAR TIME


これ、なんだかおわかりになりますか?お答えは一番下にて。。


さて、久々に 尾だ鞠亭のBAR TIMEでございます。


今夜のシングルモルト

KNOCKDHU ノックデュー 21年 57.5度

濃厚なメイプルシロップを思わせる甘い香りはとても まろやかで
ゆっくりとスパイシーさが顔をのぞかせ・・・ながいながい余韻に続く至福の時~。

ちなみにノックデューとはゲール語で“黒い湖”の意味だそうです。


さて、おつまみは・・・

ゴルゴンゾーラ、オリーブ、ワイルド・ベリー・ジャム、自家製セミドライ・トマト。
それを 軽くトーストしたパンと共に頂きました。(このパンとジャムは妹お手製よ^^)

エリンギとエシャロットのバター・ソテー レモン風味

すっかりおなじみ・・・尾だ鞠特製コロッケ


食後でお腹いっぱいだし・・・と、ありあわせで揃えたおつまみ。
だけど こうして写真を並べてみると、これで充分 一食分あるわよね。。
飲めば飲むほどに お腹が空く私って。。。

天高く・・・・・


・・・肥えたいわ

はぁぁ。


冒頭写真の お答え。
なんて、書かなくてももうお気づきですよね。^^;

はい。グラスについた水滴を 接写したものでした。

水滴というより・・・水の彫刻みたい。

2006年10月02日

長い一日

am7:30、携帯にかかってきた間違い電話に起こされてしまった。
それが、かな~り不愉快な電話で・・・ムカムカ!
まだ2時間半しか寝てないのに・・・再び寝る気にもならず、起床。
なかなか治まらないムカムカを もてあます己に「なんで?」と問うてみると
・・・空腹なのよ。と、即 回答。
もちろん ご名答。
解決の為に、ごはん炊いて 朝食の準備にとりかかる。
そうして朝ごはんを食べ終わった頃には、すっかり気持ちが落ちついてた。
人間て、空腹だと気持ちがささくれてしまうものなのよね。
しみじみ。

お腹が膨れたから、また眠くなるかな?と思ったけど、
デスク前で仕事を始めると 時間を忘れて、今度はいつのまにかお昼だ。
朝炊いたご飯で、おにぎり三種握ってぺろり。
食後の お昼寝しようっかなー?と横になってみたけど眠くならない。

家に篭っていても 良い案が浮かばないから調べ物ついでに図書館へ行くことにした。
図書館て、新聞や雑誌の今月号やらが 一度にたくさん読めるのも嬉しいよね。^^
平日昼間の まったり空間。
ぼおっと大きな窓の外を眺めてたら、家の縁側のことが気になりはじめる。

・・・10月に入ったから、そろそろカーテンに替えなきゃ。
・・・でも、一体いつから使ってるのか あのカーテンレール。
・・・随分ガタついて、レールの部品が壊れて無くなってるわよねぇ。

そうだ!これからカーテンレールの取替えしよう!

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2006年10月06日

南瓜の主張

J農園の南瓜を 蒸かして、塩コショウとマヨネーズを混ぜただけのシンプルサラダにしたら、その上品な甘さが際立って、おかずというよりデザートの一品になりました。

遊びに来てくれた友人が「コレ、焼いたらもっと美味しいんじゃない?」と私の食指を刺激する。。。
で、ココット皿に入れてオーブントースターへ。。

一口食べて・・・びっくりと同時に笑が込上げる。
お、、おいひぃい。。。
温かくして食べると甘さがより際立つかとおもったのに、
まろやかでなんともいえない甘味に変身してる。
これは、マヨネーズ効果?
う~ん、もちろん それもあるのだろうけど
それより何より、やっぱりこの南瓜がもってる本来の力強さなんだと思う。
「アタシはカボチャなのよっ!ちゃんと味わいなさいよっ!」
って、
カボチャの主張。

んなわけないか。((爆))

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2006年10月08日

にんじん

J農園の 間引きにんじん

間引きものだから、にんじん本体がめちゃめちゃ小さくって可愛い!
瑞々しくて柔らかい葉っぱを つまんで食べてみると、
春菊に似たほろ苦さと、なんとも言えない清涼感ある香りが口中に広がります。

そこで、この香りを味わうために にんじんご飯にしてみました。
といっても、
葉っぱと人参を下茹でしてから 細かく刻んだものに
胡麻とお醤油&お酒を足して炊きたてご飯に混ぜ込んだだけ。


もう一品は、掻揚げ。
アツアツの揚げたてに、お塩をつけて サクサクっと頂きました。


にんじんご飯も掻揚げも、どちらにも 新鮮なほろ苦さが残っていて美味しくて嬉しくなります。
季節のいのちを 頂いている・・・そんな 実感を 感じさせてもらえる幸せ。
Sちゃん&D君、いつも本当にありがとう~♪

この下の続きには、
人参の葉っぱにくっついてきた可愛い芋虫クンがお待ちしております。
虫系の苦手な方は、どうか間違ってもクリックなさいませんようにね。^^;

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2006年10月10日

黒の記憶

こわごわと・・・

Jに促されるまま・・・スプーンに すくって食べてみました。


ぱくっ。


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2006年10月17日

パンチエッタ第二弾

こぶた畑より届いた、ばら肉。
第二弾の パンチエッタが完成しました。^^

この冬は、これでたっぷりスープを頂くことにしませふ。
とりあえず完成祝いとして、お味見を。。

スキレットでじっくり火を通すだけなのに、ガーリックもじゃが芋も すごく甘い♪
それにしみこむパンチエッタの風味のおかげで、他の調味料が必要ありません。

うふふのふ~♪

2006年10月21日

冬瓜

J農園より届いた冬瓜で、中華風スープを作ってみました。
肌寒い夜には ぴったりの優しい味です。

レシピ・・・

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2006年11月09日

祝い膳

さて、お約束。
お誕生日のお祝い膳のご紹介。

*********************************

妹が届けてくれた焼きたてカンパーニュと かぼちゃ食パン♪

スモークサーモンとクリームチーズ、レバーペーストをお供に頂きました。
カンパーニュの使用小麦は なんと!嬉しいSちゃんの小麦配合♪^^
ゲラントのお塩と地元の蜂蜜だけで作ったのだそうです。
うーん!いい香り!もちもち感があって、噛むほどにしっかりとした味。
そして小麦酵母のかぼちゃ食パン・・・まで到達できず。うふふ。明日のお楽しみなのさっ♪


こちらは、京都の友人から届いたプレゼント!
淡路島の玉ねぎです!

友人の手紙に、この玉ねぎの糖度は16度以上の「完熟玉ねぎ」と、説明があります。
(一般の玉ねぎの糖度は7~8度)
糖度が高いぶん普通の火加減ではすぐに焦げ付くから、弱火でゆっくり火を通すようにとのこと。
きゃー!楽しみー♪

てことで、調理開始!
調理人は、尾だ鞠亭の専属 花板 Jでございます。

ピーナッツオイルをひいたスキレットで火を入れられる 玉ねぎ。。
じっくりと15分以上焼いてたんじゃないかしら?

見て!この焼き色の美しいこと!


最初の一口。何もつけずに頂いてみました。
ぱくっと口に入れるなり・・・口中にその甘さが広がる。
えー?なんなの?この甘味!と その甘さ、味の深さに感動しているところに
Jが お塩を パラパラッと振り掛ける。
それをまた一口。ぱくり。もう口を開きたくありません。
甘味と香りを逃したくなくて無言でもぐもぐ。Jも もぐもぐ。お互いに目だけが ニンマリ。

オニオン・スライス。
水に晒さず、しばらく空気に触れさせてから頂きました。

生でも充分に甘い。けど、ただ甘いだけではなく ちゃんと辛みもあるから深い味わいがするのね。

この玉ねぎは、本州には出回っていないということで、淡路島の生産者の方の所まで
わざわざ 買い付けに行ってくれたという友人に、感謝です。
きっと 彼女には、私が喜ぶ顔までお見通しだったに違いない。。
持つべきものは食いしん坊仲間よね。(笑)

私がひたすら玉ねぎの甘味を味わっている間に、Jが次の料理にとりかかる。


Jのお取り寄せ。THE 蟹。
・・・やっとシーズンを迎えたのね。とっても久しぶりだわ。ええ。とってもよ。

いかがかしら?


あ、一番右側のコだけは ズワイちゃんじゃなくって・・・なんだったかしら?
私がひたすら食べ続けてる間に、 Jが一人で、カニ玉用の身を穿り出してくれてたわ。
いや・・私が役に立たないってんじゃないのよ。
今日は私のお誕生日だからアナタは何もしなくていいのよ♪って言ってくれたからよ。
やろうと思えば、カニの身なんぞいくらでも穿れるわよ。私だって。。。
でも、穿ってもらったり 剥いてもらったりしたら、一層 美味しいに決まってるじゃない♪
次々に私のお皿に乗せられる ズワイちゃん。
わんこ蕎麦ならぬ、わんこ蟹。

もう・・・ズワイちゃんまでが 甘いのなんのって・・・


石が飛んできそうなので、これ以上は申しますまい。。

そして、
穿られた身で出来たカニ玉ちゃん♪

その後・・・・
カニの殻からとった出汁で、ご飯を炊きましたの。

100%蟹のスープだけで炊いたご飯は、具材がはいってないのに濃厚な 蟹の味ごはん。
おこげの味がこれまた美味しくて・・・悶絶。

この ごはん・・・実は、J農園の新米なのです!(先日の稲刈り写真の時のお米)
数日前にSちゃんが届けてくれたのを すぐに食べるのがもったいなくて、
神様にお供えしたまま誕生日まで待っておりました。^^


ごちそうさま~~!

嬉しい美味しい一日でした。(^^)

あ・・・・


まだ、おまけが・・・。

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2006年11月20日

鶏話

先日の笹鶏に続いて、本日は笹鶏の燻製です!

生肉の時と同じく、一羽分が4つのブロックになっていました。
それにしても、素晴らしい飴色です。
さっそく、ささみと、ももをスライスして頂いてみました。
しっかりとしたお味がついていてるのに、くどくありません。
が、このままで食べると きっと、あっというまになくなるわ。。
笹鶏さんから教えていただいたように他の食材と合わせて頂きます。^^
 ↓
このまま食べるというより、これを素材として、
調理するという物かと思います。
野菜炒めに入れるとか、チャーハンに使うなどです。
煮物にも、スープでも良いです。
味はしっかりついているので、風味は保たれます。
ベーコンの鶏肉版と考えてお使いください。


そして同じ日に購入されたAさんからは、この日の購入者皆さんへの食べ方ヒントメールが!
  ↓
まず、関節ごとに切り分け、骨と身を分けました。
この骨はスープにいたしましょう。
皮はそのままではかなり堅そうに感じたので、
指で剥いてみたらきれいに剥けましたので、
皮は皮で酢に漬けてサラダに合えたら美味しいかな?

レシピのヒント・・・ありがたいですねぇ。

ではではと早速、骨と身を分けて、皮を剥き・・・(私には重労働でしたが)
皮は、完熟玉ねぎと一緒にレモン汁でマリネに、
骨は、我が家の定番・おでんのスープにしました。
ウチのおでんは、鶏がらでスープをとって、「かまぼこの燻製」を入れて風味を出しているんです。
だから、燻製笹鶏の骨を入れたことで ますます深い味わいになりました。

身が美味しいのは当然です!

先日の生肉も今回の燻製も、孵化から笹鶏さんが大事に育てられてきた鶏達です。
笹鶏さんの手でこうして手を掛け燻製にまでして頂いたものを口に入れながら、
ふと また 命を頂くという当たり前のことを考えます。
ありがたいです。

この燻製にについてのお話しは笹鶏さんのブログでどうぞ。
地場・旬・自給「笹鶏肉の燻製の作り」

数日後・・・

こちらは、
普通のスーパー鶏肉ですが・・・若者達との夕飯用に「チキン南蛮」を作る。
このチキン南蛮って最近でこそ全国的になったけど、もともと宮崎の名物料理。
鶏の唐揚げに甘酢とタルタルソースがかかってるだけなんだけど・・・
私、なぜか たま~に 食べたくなるのよね。。。

タルタルソースを作ってるときにやってきたSちゃん。
手伝ってくれるというので、ソースに入れるゆで卵を刻んでもらいます。
「みじん切りにしてくれる?あ、粗みじんにしてね。」「はあい!」
で、まな板の上を見ると・・・・・サイコロみたくなった茹で白身がいっぱい。。。
「これこれ。それはぶつ切りってゆーんじゃないかい?」「えー?やっぱり大きかった?」
やっぱり?って、大きかった?って、ねぇ。
ぶつぶつ。。。
そこで、私が先に刻んでおいた、ピクルスや玉ねぎのみじん切りを見たSちゃん、
「ゆみさんの みじん切り、小さすぎー!!!」
「小さいから微塵切りなのよっ!このタコムスメっ!!!」
「きゃー!日記に書かれるー!」

(-"-;)


書いたわよ。

んーーーっと。私はこの日、
微塵切りの大きは それぞれの家庭で定義が違うんだと教えてもらえました。
べんきょーになりました。とってもとっても嬉しかったです。はなまる。


ほっほっほ。

んで、食後にSちゃんの ママン作「かぼちゃのプディング」を 頂きました。
ありがとうございます。めっちゃめちゃ美味しかったです♪

2006年11月28日

リーキ!

今夜のお夜食。

J農園のリーキがある。
けど、リーキを 自分で調理するのは始めて。
どうしようかなぁ。と、一瞬だけ考え・・・
スープ&チーズ焼きに決定。(簡単すぎ?^^;)


リーキ&パンチエッタのスープ


塩分調節も兼ねて、白ワインで味を調えました。

パンチエッタは、リーキの甘さとも相性ばつぐんです!!



こちらは
リーキのチーズ焼き


はじめ、リーキを柔らかくする為に スープの方で 一緒に煮ました。
ある程度柔らかくなってから取り出し、
ミックスチーズとブルーチーズを乗せてオーブントースターへ。

取り出した時には、まだチーズがぐつぐつ。あちち。



んもうっ。ブルーチーズの香りがたまりません。。
そこからは、スープでしみこんだ白ワインの香りもほのかに・・・。



先日 妹が差し入れてくれた黒米パンに、チーズの絡んだリーキを乗せてみる・・・

はぁぁ~~。おいひい~~~。

悶絶。

(^^)b

リーキ●英名:Leek
●和漢名:せいようねぎ(西洋葱)、にらねぎ(韮葱)、ポワロー、ポロねぎ
●学名:Allium porrum L.
●科名:ユリ科の二年生草本
●原産地:地中海沿岸
●主産地:オーストラリア、ベルギー

2006年12月02日

初物!

未来へのトンネル........?


なんてね。(笑)

J農園の レンコンです!初物です!


あのレンコン畑で、とうとう念願のレンコンが収穫されました♪


2年前、私がこの家に越してきた最初の冬に 若者達とごはんを食べながら
「ね~誰か、レンコン作らないの?」と私が聞くと
「わたし、レンコン作りたいのー!」と、Sちゃんが言う。
その頃はまだ、D君が違う農場に居たから J農園はSちゃん一人でやってたんだよね。
皆でワイワイ言いながら、レンコンは難しいねー。でも作りたいねー。作ってよー。作ろー!作れー!作ればー?どこでー?・・・・・・・・・・しーん。なんて、言ってたのが昨日のことのようです。こんなに早く実現するとは・・・!嬉しい驚き。

Sちゃん、Dくん、おめでとう。
今年は お米といいレンコンといい初物尽くしだったね。(^^)
嬉しいおすそ分けを ありがとう。
かーさん、ほんとに うれしいよ。

さて、なにをつくろうっかなー♪

2006年12月27日

年忘れ

本日は 友人Jとの忘年会。
Jが来たからには、何か作ってもらわなきゃね。
なんつったって、尾だ鞠亭の花板ですから。

ということで、早速頂きましたのはレンコンと笹鶏の照り焼きでございます。

捌いたモモ肉を お醤油と味醂で下味つけただけよ。と、Jは言うけれど・・・
味美照美文句無しの一品♪

そして何より、J農園のレンコンが驚くほどに濃い味で、
笹鶏の個性にも 甘辛タレにも負けない主役級の美味しさで嬉しくなっちゃった。

あのレンコン畑に咲いていた美しい花の下、泥の中で、しっかりと育ってたレンコン。
強い強い泥の力を蓄えて、こうして目の前にあることが不思議だった。


さて、ここで Jに一休みしてもらいまして、尾だ鞠のカキフライ&コロッケ。

宮城産の牡蠣が小粒だったので、小さいのを2コまとめて1個にしてみたけど
思ったよりも牡蠣の味が濃厚・・・小粒を1個ずつフライにしてよかったかも。。

んで、
尾だ鞠亭名物になりつつあるコロッケ。お馴染みよね。^^;

卵が・・・

割れて・・・


何かが・・・


生まれる・・・?


そーすころっけ。


・・・

すみません。あそんでみただけです。ごめんなさい。もうしません。


さて、
お腹が落ち着いたところで、しばし休憩。

ビールから濃い目のお酒に切り替えまして、おつまみはサーモンとパン。

美味しいおつまみがあると、お酒も おしゃべりもすすみます。

で、

お願い。


見ても怒らないでね。

うふ。


海のとんぶり。

ほっほっほ。(殴)

さてさて、

おしゃべりしながら、お酒がすすむと・・・私はお腹が空きます。
飲めば飲むほど、なぜか俄然と食欲がでてくる。

ということで、次にJが作ってくれたのが、笹鶏の水炊き。

Jは、昆布だけのお出汁でシンプルに作ったというのだけど
笹鶏のスープは・・・お塩だけで、信じられないくらいの深い味わいが出てる。
これが滋味というもので・・・・体の芯まで しみこんでいくのを感じられました。


このスープ、翌日には煮凍り状態。
プルプルのゼラチン質になっておりまして私のお肌もプルプルだったわ♪(^^)


笹鶏で残ったもの。


ごちそうさまでした。

2007年01月04日

新年会

私の郷里では、馬刺しは新年のお祝いに欠かせない食べ物です。
ということで、今年もまた母が 馴染みの問屋さんより送ってくれました。

今年の馬刺しは、いつもに増して美味しくて・・・味も香りも抜群でした。
一緒に食べた友人も「ん~っ!ナニヨこれっ?」と、悶絶しておりましたわ。
ほっほっほ。


さて、
本日の二大メインの もう一つ。
タラバ蟹でございます。
最近 皆さんからよく言われるんですよ。「カニ、好きなんですね~!」って・・・。
ええ。好きですよ。好きですとも。
でもね、私が選り好みしているわけじゃないんですよ。
カニが私の所にやってくるんです。勝手にね。ほっほっほ。

馬刺しに負けない濃~い存在感に大満足。
抱き身の部分では、Jがカニオムレツを作ってくれました。

ネギ油から作りはじめたソースには、ネギと大蒜が隠れていて不思議な食感が楽し美味しい♪
もちろん卵の中には、ぶりぶりのカニ身がいっぱい埋もれておりました。
そして最後は、このカニ殻のスープで「カニ雑炊」♪(写真無)


あ、馬刺しでは他の食べ方もしてみましたのよ。

馬刺しのユッケ。
普段の馬刺しは肉の繊維を断ち切るように直角にスライスします。
こうすることで肉が程好い柔らかさの食感になるのは皆様もご存知のところですよね。
でも、花板Jは敢えて繊維に沿うようにカットして お肉の食感を引き出してくれました。

食べ慣れている筈の馬刺しが、コリコリっとして・・・新鮮な味わい。
それでいてしばらくすると口の中で溶けていきます。この食べ方は驚きでした。

そのあとに、これを出すのはちょっと・・・とも思いつつ、馬刺しのもうひとつの定番「たたき」。

加熱した馬肉は独特の良い香りがします。
表面をさっと炙っただけで、また違う馬刺しの味わいを楽しむことができる。
これは、生醤油でもポン酢でも好きな薬味と合わせることで一層 お肉の香りが引き立ちます。

上記二品は、普通の馬刺しに飽きた方にオススメ。
是非お試し下さいませ。

本日は、お正月ということもありましてね、
この他にもまた食べきれない程色々なものもございました。
数の子、紅白かまぼこ、伊達巻、辛子蓮根、鮭南蛮漬、キャビア等など。
所謂、御節の定番ですね。あ、それと「馬スジ2種」のおでんもありました。これはまた次回。
でも・・・
お正月は やっぱり馬刺しと蟹ね。。きゃはは。(殴)


本日のめにゅう♪

2007年01月05日

馬アキレスと馬のスジ

尾だ鞠亭で 馬といえば・・・
馬刺しはもちろんですが、もうひとつ忘れてはならないものがございます。

それは、「スジ」。馬のアキレス腱のことなのですが、
毎年、我が家のおでんの中では主役として君臨しております。


煮込んで三時間程の「アキレス」と「すじ」


まる一日煮込んだ「アキレス」と「すじ」


そして、もう半日程煮込んで・・・私の大好きなトロトロ状態。


馬の味わいを楽しみたければ、「すじ」の方が美味しい。
でも、「アキレス」の味わいは食べた人でなければ解らない食感だと思う。。
硬いままなら ゴリゴリと噛み締める美味しさがあり
もう少し煮込んだところでは ゴリゴリが少しだけ柔和になってて・・・
完璧に煮込むと ゼラチン質のトロトロ状態。
もう たまりまへん。
まだ私が郷里にいた頃、おでん屋さんで「スジ!」と頼むと「どれがいいの?」と、好みの硬さを必ず聞かれたものです。(今はどうなんでしょうね?)
とーぜん 私は、硬いのも柔らかいのも両方頼んでました。
OL時代の私・・・、これと熱燗さえあれば 飲兵衛なおぢさま達に囲まれながら
ひとりでも ニコニコおとなしい酔っ払いでいられたものです。(ほんとよ)


ところが、

以下は、昨年暮れのお話し。

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2007年01月19日

塩くじら


福岡出身の知人より、「塩くじら」を頂きました。

これは、くじらの赤身を塩漬けした福岡独特の珍味とか。(知らなかった!)
焼くと、にがり塩がバチバチと火をはなち、くじらの香ばしい匂いがたまんない。
表面に浮いたにがり塩を お湯でゆすいで短冊切りに。

これは・・・・まさしく珍味です!

なつかしい くじらの味がギュ~っと濃縮されております。
そして、
このクセになりそうな、しょっぱさは・・・お酒がすすむ。
ごはんも欲しい。お茶漬けにぴったり!

嗚呼・・・

またもや未知の味に出逢ってしまったわ。。


ひあはへ~。

2007年01月21日

タルタルステーキ

本日は、熟成した馬刺しを使いまして タルタルステーキを頂きました。

実はこの為に...某国某尾だ鞠亭主にしか連絡のとれないといふ
I・C・A(インターナショナル調理師アソシエイション)の創始者にお願いしましてね...
こちらに加盟中の J調理師會・モンゴル支部より J・嗎(マー)さんにお越し頂きましたのよ。
え?I・C・Aを ご存知ない?あらま。それはそれは・・・。


でね、
昨今は牛肉が主流のタルタルステーキも、本来は馬肉で作っていたものなんですって。
J・嗎(マー)さんが ウチの馬刺しの熟成具合に感動して、
調理しながらタルタルステーキのルーツをご教示くださいましたの。

嗎さんのお話によりますと...
タルタルステーキという名前は、モンゴル帝国の遊牧民たちを指す「タルタル人」が由来。
そのタルタル人が遠征の際に連れていく馬は、一人で数頭。
多くの馬を連れていくことで乗用はもちろん、乗り換えながら軍の食料にもしていた訳ですね。
しかし、もともと乗用の馬なので、食用に飼育された馬肉とは違って
非常に硬く筋の多く食べにくいものだったらしく、
刀で細かく切った肉を入れた袋を 鞍の下に置いて馬に乗り、
自分の体重と馬の運動で潰してから味付けをして食べる食習慣があったと言われます。

人間と馬の体温に挟まれて時間をかけて...って、
いくら香辛料を使ったといっても生で食して大丈夫だったの?と疑問に思いましたら、
基本的に馬は体温が高く、その筋肉中には寄生虫等の非常に少ない動物なのだそうですよ。
なるほど~!と思いました。
たしかに尾だ鞠亭では、馬肉の保存には気を遣っておりますが、
それでも他の生肉に比べるとかなり長い間、問題なく生食できるのです。

熊本人が馬肉を食べるようになったルーツが見えたような気がしました。
そう。モンゴル帝国のタルタル人によって もたらされたものなんです。

このタルタルステーキは、ヨーロッパにも渡り食べやすくするために
火を通して食されるようになりました。
その地とは、ドイツのハンブルグ・・・そうです、ハンバーグです。
日本人の大好きなハンバーグ。このルーツも タルタル人だったんですね。
そして、ハンバーグも もともとは馬肉だったのです。

チンギス・ハーンが1206年に創設した遊牧国家の「食」が、
いまこうして私達に馴染み深いメニューとして食卓に上ってるんです。
海を越え悠久の時を経て繋がった食文化。と思うのは大袈裟でしょうか?
いーえっ。
子供の頃から大好きだった、馬肉料理もハンバーグもあまりにも当たり前すぎて
どこの誰が作った料理かなんて考えないほど、家庭に馴染んだメニューだからこそ
46歳になった今、こうしてそのルーツを知ったことで、とーっても感動しちゃってる私なんです。
馬刺し、馬肉料理は熊本の食文化だと ずっと誇りに思っていましたが
その馬を食すことは何処からきたのか?というところとは未だ出会ってなかったんですね。
だから、きょうは私にとって馬刺しとハンバーグに、あらためて出会えた記念日。

そんなお話しのなか、J・嗎さんは淡々とお料理を作り続け・・・

作ってくれました。

ハンバーグ!!!

う・・・うれしぃ。

お・・・おいひぃ。

荒く刻まれた馬肉の味が、火を通したことでふくよかな味になり
ピクルスやケイパーの酸味が馬肉のそれをますます引き立てています。
こんな美味しいハンバーグ、生まれて初めて食べました。と、
あたしとあろうものが、感動しすぎて手足バタバタ状態で頂いてました。

「ソーデスカ!ソンナニヨロコンデモラエテヨカッタデス!」
と、
J・嗎さんは「ダッタン人の踊り」を口ずさみながらモンゴルへと帰っていかれました。

とさ。

2007年01月27日

モツ鍋と・・・

モツ鍋、尾だ鞠亭では初登場ですわね。


福岡の名物料理、家庭料理にもなっている鍋です。
調理も簡単で美味しいですから、新鮮なモツが手に入ったら手軽に作ってみてはいかがでしょう?

材料は、モツ、キャベツ、ニラ、にんにく、鷹の爪。
スープは、市販のモツ鍋スープ(味噌味・醤油味)がスーパーでも売られているようです。
でもやっぱり
自家製スープ(和風出汁と、鶏がらスープを合わせてから 醤油or味噌で味付け)の方が、
断然美味しいですよ。^^

新鮮な牛モツだと下茹で1回だけで、臭みは充分取れますよ。
コラーゲンたっぷりの小腸と、見た目はちょっとグロテスクだけどコリコリ食感がたまんないセンマイ。

スープをひいた鍋にモツを入れて、その上に大蒜スライスをパラパラいれて
あとは・・・鍋からはみ出るくらいにキャベツとニラを山盛り、てんこ盛りにします。
その野菜が、しんなり鍋の中におさまるころ、モツも食べごろなのです。
スープと一緒に取り分けて、柚子胡椒などを添えて召し上がれ。

と、

もちろん本日のメインは このモツ鍋。

だけど、これだけじゃヘルシーすぎるかもしれないわねぇ・・・と、
ご招待したお友達が心配してくれましてね・・・・差し入れがありましたの。

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2007年02月23日

貝かい?


本日は、J調理師會・青森支部より生井 貝(うまい かい)さんが、おいでくださいました。
生井貝さんが腕を揮う為に ご持参の食材は・・・
新鮮な陸奥湾産の活ホタテ貝と、天然活アワビ でございます。

ほぼ全周を山に囲まれた青森県の陸奥湾。
そこに注ぎ込んでいる大小合わせ約200本の川が
大自然のミネラルを陸奥湾に運び続けています。
そのミネラルの豊富な陸奥湾に育まれたホタテ貝は、
甘味成分であるタウリンを豊富に含みその量は他県産を圧倒しているそうです。

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2007年03月05日

黄檗豆腐

上を向いて歩こぉうよ~♪
涙がこぼれないよぉうにぃ~♪

とは、名曲スキヤキ。

本日のスキヤキは 尾だ鞠亭賄食よ。

お夜食にお肉って消化が良くないかもしれないけど、
久々に頂く牛さん、とっても美味しかったわん♪
消化なんていずれするものよ。ほっほっほ。

昼間 買っておいた生ゆばと黄檗豆腐も「せっかくだから」と板長が入れてくれました。

この黄檗(おうばく)豆腐は、とても由緒正しいお豆腐ですのよ。
今でも、黄檗豆腐といえば豆腐の調理法の一つだったり、
胡麻豆腐のことを指したりするそうですが
ここ神奈川県・山北町にある「絹華」というお豆腐屋さんの先代(先々代?)が、
隠元禅師により伝えられた普茶料理の一品、豆腐羹の研究を始められたのだそうです。
しかし普茶料理の中でも 何故か豆腐羹の文献(レシピ)がどこにも残っていない。
だからこそ!という探究心の深さもあったのでしょうね・・・
何度も試行錯誤を重ねて、現在の黄檗豆腐が完成したそうです。
素晴らしい探究心と想像力の賜物だと思います。
そうして作られた「黄檗豆腐」が、人の手を渡り黄檗宗の本山・京都 萬福寺に届けられました。
そうしましたらね・・・なんと!萬福寺から、絹華さんの所へ
「お宅様の黄檗豆腐を頂きまして・・・これぞ本物の豆腐羹であると思われます。
是非、製造方法を伝授してください」と、お見えになったのだそうです。
本家本元の方丈様から認められたということです。素晴らしいことですね。

私がこの黄檗豆腐に出会ったのは、もうかれこれ十数年前。
松田町に住む友人が訪ねくる度に、この黄檗豆腐を持参してきてくれたのです。
竹皮に包まれた素朴な形も その大豆味の濃さも一度食べたら忘れ難いものでした。

今は真空パックになった豆腐が2個セットになって竹皮に包んでありますが、
その当時の黄檗豆腐は、真空パックではなく
今よりももう少し小さめで固かったように記憶しています。
大豆味の濃さは変わりませんが、以前よりまろやかになった気がしました。

このお豆腐は、スライスしてそのまま食べるだけでも充分美味しいものですから、
私なんぞは、つい ぱくぱくっと つまんで食べ終わってしまいます・・・。
でも板長は、スライスした豆腐に軽く粉をふるい表面をカリッと焼いてくれました。
これは・・・美味しい!カンペキなおつまみです!(嬉)


久々に出会った黄檗豆腐。
早く食べたくて急いで開封しちゃったもんだから・・
パッケージの写真撮り忘れたのよね。。
失礼しました。
また次回の購入時に 載せますわね。^^;

2007年04月05日

毛蟹三昧

さて、先日予告したコのご紹介。


先月のとある日、こぶた畑のYちゃんから
美味しい日本酒が手に入ったということで・・・尾だ鞠亭への ご予約がはいりました。
まぁ・・・平たく言えば
「美味しいお酒持ってくから、美味しいもの食べさせてね♪」ってことさね(笑)

はい。はい。わかってますよー。
久々の娘達との会食ですもの。好きなもの作ってあげるわよ。
ってコトで、
私はリクエストにお応えして、久々に春巻きとおでんを作りました。
そして、Aさんから・・・なんと!なんと!毛蟹&たらば蟹が!!!
それも・・・毛蟹は、1人に1杯という贅沢な数・・・。
この蟹がまた、びっしりと身が詰まっておりまして食べごたえのあることといったら・・・!

蟹味噌の量も多くて、これだけでもお酒が進んじゃいます。
いつもはお喋りな皆も、ひたすら黙々と蟹をつついておりましたね。(笑)

Yちゃんから戴きましたお酒は、
本格的山廃 木桶仕込み、木槽天秤しぼりという 今の時代には珍しい貴重なお酒。
この蔵元で修行しているという Yちゃんのお友達が送ってくれたのだそうです。

酵母を添加しない、本来の山廃もと造りがこの蔵の特徴だそうで 腰の強さと太さが印象的でした。

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2007年04月15日

Ristorante REAL

横浜駅東口の界隈が「裏原」ならぬ「裏横」と呼ばれているとか・・・。(知らなんだ;)
本日はそのさきがけ的存在のイタリア料理店【Ristorante REAL-リストランテ リアル】へ。


ではさっそく。うふ。


牛・豚肉・レバーのテリーヌ 林檎ソース

生ハムに巻かれた冷たいテリーヌを口に入れると、良いレバーの香りが上品に広がります。
ほのかな酸味の林檎ソースも美味しい。しかし・・・
レバーの香りと林檎をもっと引き合わせてレバーと林檎の恋を味わいたかったわ。
カンタンに言えば、も少し 林檎ソースが欲しかったのよ~。

あら、贅沢?

まだこれからよ。 ほっほっほ。

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2007年04月19日

馬刺し&・・・

馬刺しとタテガミ


馬刺しのタルタルステーキ、ブルーペッパー(青胡椒)添え


タテガミの炙り

2007年04月20日

たまごかけごはん

ふぅ・・!
今日は お客様が多くてとっても忙しい一日でした。
食事をつくる気にもならず、かといって外へ食べに出る元気もない。

Y養鶏場の新鮮な卵があるから、滋養たっぷり たまごかけごはんにしよっと。

でも塩分も少し欲しいところね。

漬物なんかあったかしらん?と冷蔵庫を開けたら 良いものがあったわ。

賞味期限ギリギリで、お客様にお出しするわけにもいかない...


魚卵。

とか。


ほっほっほ。






おひと口如何?

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2007年04月22日

てんたま!

ものすごい久しぶりに、てんたまがやってきました。

お腹すいたなぁ・・・と、お夜食つくりに台所へ行くと何やら天井に気配が・・・
ふと見上げると、てんたまが寝ているじゃありませんか。
ここで、こうして寝ている姿を見るのは何ヶ月ぶりでしょ。


電気つけると起きて逃げちゃうだろうなぁ。。と思いつつ試しに点けてみたら、起きない。
どうもカンペキ熟睡しているらしい。。
で、
調子にのってフラッシュを使ってみたら、起きなかった(笑)

てことで、

てんたまも起きないことだし、

私はお夜食作りに戻る。


先日、某サイトにて くじらの尾の身の刺身が2パックも当選。
1パックは、届いた日に お刺身で頂いたのですが、
その、残りの1パックが まだあったのを思い出しました。
お刺身はフツーに美味しかったけど、全部お刺身ってのもつまんない...
で、
突如頭に浮かんだ、ピラフ。
なんでピラフかって言いますとね、
先日、某バーにて頂いたピラフが、とっても美味しかったんです。
↓↓↓
”牛ロースステーキ・ピラフ・ガーリック風味”←回想写真

だけど普段の冷蔵庫に牛ロースなんてあるわけないし。
くじらなら目の前にあるし。

・・・ってことで、くじらで代替。

くじらの尾の身ステーキ・ピラフ・ガーリック風味、ブルーペッパー(青胡椒)添え


あ、失礼。
レンズが曇っちゃったわね。


味付けは、 I シェフ お手製の佐渡の大粒ニンニクをつけこんだお醤油のみ。
くじら肉をソテーする時に、その醤油漬けニンニクも粗く刻んで投入。


牛ロースも良いけど、くじらもなかなか。。


ほっほっほ。

2007年04月25日

美味刺身

とても美しいお刺身を頂きました。(^^)



シマアジ。


シマアジのなめろう ブルーペッパー(青胡椒)添え。



シマアジの さんが焼き。


中トロの づけユッケ丼


山葵醤油を黄身と和えて


お口直しに...


中トロの炙り。

とてつもなく おいしゆうございました。

ほっほっほ。

2007年04月26日

もうすぐ...


もうすぐ、パンチエッタが完成。



もちろん、こぶた畑のばら肉。

わくわく。

2007年04月27日

排骨飯(パイコーハン)

美しい玉ねぎ。

なんくる農園、Mさんの丹精込めた玉ねぎです。

この玉ねぎと、こぶた畑のロース肉の脂身で作ったスープ。

美味です。
脂の旨味と玉ねぎの甘さがピッタリ!のシンプルなスープ。


私の 空腹を通り越して干からびそうになってた胃に、優しくやさしく沁み込んでゆくお味。
ひあはへ~。

ひとごこちついてから、

おつまみに、Junkan農園のスナップえんどう。

薄い衣をつけてカラリと揚がっています。
お塩をつけて、パリパリっ!!

そして・・・

今宵のメイン・ディッシュ。

どーん!と、排骨飯(パイコーハン)!


美味しいものは

ペロリと食べてしまう あたくしなのでございました。


ほっほっほ。

2007年05月03日

パンチエッタ

パンチエッタ完成!


まずはお味見しなくちゃね。^^
てことで、
一切れを そのまま焼いて食し塩加減の確認。
お・・おいひい・・・。
そして、
なんくる農園の玉ねぎと一緒にスキレットでグリル。


これぞ尾だ鞠亭、定番中の定番。
こぶた畑のお肉以外では 作る気にならないパンチエッタです。
こぶた畑で、手塩にかけて育てられた豚さんたち。
だからこそ私も 手塩にかけて作りたいと思うのです。
じっくりと出来上がるのを楽しみにしながら、
「美味しくなってね♪」と声をかけながら熟成の期間を過ごします。
出来上がったパンチエッタは、「どーよ!?」って、胸を張ってる。(笑)
僅かな量にもかかわらず存在感は たっぷり。

多謝!

2007年05月04日

わいわいご飯

きょうはSちゃん達とヨガの日。
プラス、一緒に ご飯食べよー!ってことで ひよこ豆のカレーを作っておいた。

トマトとセロリの 水分だけで煮込んでみました。
最後に、カイエンペッパーを たっぷり入れたおかげで辛いのなんのって!
そこで Sちゃんに教えてもらった食べ方で、カレーにレモン汁をかけて食べてみたら
これがスパイスと相まって、なかなかエスニックな よろしいお味。
辛味も少しだけ中和されたよーな気がしないでもなく・・・
それでも皆して ヒーハー言いながら、ワインをグビグビ飲みながら食べ続ける。(笑)


Junkan農園のお野菜満載サラダ(大根、レタス、水菜、スナップえんどう)は
モルト・ビネガーのドレッシングで。


それから、ズッキーニとサツマイモも持参してくれたので
これは もちろん!パンチエッタと!


ボトルが空く頃は、私もSちゃんもかなりご機嫌♪
飲んでいないD君が寝ちゃったのを良いことに、いつまでもおしゃべりに花を咲かせるムスメとアタシ。

楽しく和んだ ワイワイご飯の夜でした~♪

2007年05月15日

フキ

昨年から、Junkan農園のフキで作っている「砂糖漬け」。
フキのピールと思ってもらえれば、わかりやすいかな。


ただいま、下拵えを済ませて灰汁抜き中。

2007年05月16日

フキの砂糖漬け(和三盆糖)

ふきの砂糖漬け・和三盆糖バージョン。

半日以上かけて灰汁抜きしたフキの水気を切って、おなべに移し砂糖をまぶします。
そのまま一晩置き、出てきた水とともに火にかけて焦さないようにじっくり煮詰める。

全体が飴状になるかならないかの頃、火を止めて一本ずつ並べて冷まします。
この間は 手を抜けません。
熱いうちに並べきらないと、フキ同士がくっついて 剥がすのが大変なの。


並べたフキが冷め、半乾きになったところで砂糖をまぶす。
1~2日間程 乾燥させれば完成です。


灰汁抜きして しっかり加熱しているのに、フキの香りがちゃんと残ってる。
不思議な干菓子。
でも、
和三盆糖の色に染まってるから、フキと言われなきゃ何か解らないよね。(笑)
本当は、フキの緑色を残すためにも上白糖で作るのが本道。
だけど私は上白糖の、あの微妙にキンとくる甘さが ちと苦手・・・。
なので、色は変わってしまうけど、上品な甘さの和三盆糖をつかいます。(香りは変わりません)
でも、お友達にあげるときは きれいな緑色も捨てがたい。。^^;
両方あれば、目も舌も楽しんでもらえるかな?

・・・てことで、
やっぱり 上白糖バージョンも作ろっと。

2007年05月17日

フキの砂糖漬け(上白糖)

フキの砂糖漬け・上白糖バージョン。

前回に続いて、Junkan農園のフキで作りました。(Sちゃんありがとー♪)


作業手順は前回と同じですが、
昨年 上白糖で作った時よりも、お砂糖の量を半分以下に減らしてみました。
最後にまぶす砂糖も、上白糖ではなく粉糖に変更。


さすが本家本元上白糖。素材の色を損ないません。
こうして並べただけで、「美しいわー♪」と、すっかり満足な私。(笑)


粉糖をまぶしたところ。

これから1~2日程かけて、乾燥させます。^^


これを作っていると、作業の合間合間につい つまみ食いしちゃう。
もぐもぐ。
お砂糖の減量は大正解!フキの香りとほのかな苦味が美味しい♪

フキ一束で作っても出来上がりはほんの少量。
調子に乗って つまみ食いしてるとあっという間になくなっちゃうのよね。^^;
だからといって大量に作ると 何倍もの手間と時間がかかってしまうので、この量が私の限界。
一日がかりで作る楽しみは老後の楽しみにとっておきまふ。
・・・もうすぐだけどさ。
ふんっ。


ちなみに、
たくさん採りすぎたフキは
灰汁抜きを済ませた後、塩水に漬けておけば塩漬けとして保存食になります。
フキの葉は、茹でて刻んだものに味噌を合わせて「フキの葉みそ」に。
おつまみにも、おにぎりにも合いますよん。

2007年05月22日

レンコン畑

きょうのお昼は、グリンピースご飯

んでもって、
ちょいとJ農園のレンコン畑へ行ってまいりました。

出てましたよ。
レンコンの子たち。

このコたちの成長が楽しみです。
今年もまた、きれいな花を咲かせてくれますように。

美味しいレンコンができますように。


刈取り前の麦


にんじんの花


エンダイブ

このエンダイブ、帰り際にSちゃんが摘んでくれてました。
美味しかったよん。

田植え前の水面に写る夕焼けと麦畑
ほんのわずかな時間だったけど、息をのむ風景でした。


帰宅後の夕飯は、

ピータン、浸し豆、ヤーコンジャムとサワークリームのカナッぺ


エンダイブとパンチエッタのサラダ


豚肉とにんにくの芽の炒め物。


にんじん菜っ葉ご飯。

菜っ葉ご飯の焼きおにぎり+・・・・・♪

お野菜はすべてJ農園産。
お肉は、もちろん こぶた畑。

こぶた畑の豚肉の醍醐味は、なんといってもこの脂身!
旨いっ!の一言に尽きますです。はい。

あなたもいかが?
メタボ覚悟でね。

ほっほっほ。

2007年05月24日

ズワイ蟹

久々の蟹です。
堪能させて頂きました。
うふ。


ソテー


かに玉


殻はそのまま炊飯器へ・・・


掻揚げ


殻出汁で炊いたご飯で・・・
掻揚げ丼。


ごちそうさま~ J♪。
カニ好きの友達がいるって幸せだわ。ほっほっほ。

2007年05月30日

鶏もも肉のコンフィ

鶏もも肉のコンフィ、試作一号。

うーん。お肉がジューシィとは言い難い焼き上がりになってしまいました。
骨付きもも肉を使わなかったのも悔やまれます。
もっと美味しいコンフィを作れるまで何度でもリベンジするわっ。


玄米ごはんの焼きおにぎり

中味は、ふきの葉みそ。

とれたて旬のズッキーニ!


じ・・・っ

2007年06月07日

砂肝の...

コンフィを作り始めました。
買ってきた砂肝の下処理から始める。
うーん。
これには慣れてないから、かなり手間取ってしまいました。
買ってきた砂肝の重量が、半分に減っちゃったよぉ。。^^;

悪戦苦闘した下処理が済んだ砂肝は一晩塩漬けに。
さて、残った筋は・・・どうしよう?と悩みつつ、お腹が空いてたから すぐに食べたい。
銀筋も全部入れて、たっぷりのバターとガーリックでカリカリに焼いてみました。

こりゃもう ビールでしょ。

わはは。

2007年06月09日

砂肝のコンフィ

完成。

ふっふっふ。


ほっほっほ。

2007年06月15日

山くらげ

今日の賄い。

山くらげ。
よくお土産物屋さんで「山くらげの漬物」を見かけたことがあるけど
生で、それも採れたてを見たのは今日が初めてでした。
農の会の生産者の方って、こうした珍しい野菜の時には参考になる簡単レシピを付けてくれるから嬉しい。
レシピには「ピリ辛炒め」の方法が書いてあって、Sちゃんに読み上げてもらいながら作る。
レシピ通りに、刻んだ山くらげを ごま油で炒め始めたら・・・
もともとキレイな緑色だったのが、ますます色鮮やかな緑になっていく。
レシピでは、このあとお醤油を入れることになってたけど・・・
この色を そのまま残したかったのと、ごま油で炒めただけの段階で
すでに充分美味しかったから、軽く塩味だけをつけて完成!

見た目からは想像できない独特の コリコリとした食感がたまりません。
うーん!「山くらげ」とは良く言ったもんだわね。。と感心しきり。

で、
出来たて砂肝のコンフィ第二弾!のお味見しながら・・・かんぱーい!と、飲み始めた二人。

コンフィと言えば、モモ肉コンフィの時に出たプリプリ・コラーゲンを保存してたんだったわ。と思い出し
プリプリちゃんと一緒に、Sちゃんのズッキーニを炒める。
が、炒めるつもりが・・・プリプリちゃんが溶けてスープ煮となりました。

プリプリちゃんのスープが想像以上に濃厚な鶏がらスープといった感じで
余計な味付けはいらない!って プリプリ主張。
なので、こちらも調味は塩だけ。仕上げに黒胡椒を挽いて完成!

おいしーねー!うれしーねー!
と、
夜が更けるまで かしましい二人なのでありました。

2007年06月22日

こぶた畑のロース肉で...

豚しゃぶ(?)

でも、ポン酢ではありません。ベースは赤酒。
Junkan農園の辛味大根をたっぷり絡ませて、ほんのり甘味のあるさっぱりソースで頂きました。^^
私がちょいとお疲れ気味だったので、うちの花板Jが作ってくれた賄いです。

こちらは、そのソースに漬けたロースを一切れソテーしてくれたもの。

柔らかくて雑味のない味。
元気になる味です。


お肉は、本日届いたばかりの こぶた畑のロース肉。
一緒に注文しておいた ラードも1キロ届いたので、次回のお肉で塩豚のコンフィを作るつもり。(^^)
今回のお肉になったクリープちゃんは、
他の兄弟豚達より一月遅れで出荷されることになってた為 よく太ってた。。
私が「コンフィ用にラードが欲しいの」と言うと、
「じゃあ、次回のクリープちゃんならよく太ってるし美味しいラードがとれるよー。
さすがだね、いいタイミングに言ってくるもんだ。」と、こぶた畑の二人に褒められた。。

くいしんぼうの直感?
ほっほっほ。

クリープちゃん、成仏おし。

2007年06月27日

季節限定!いかシウマイ

Jのお土産。

わーい。一年ぶり。^^
崎陽軒の季節限定「涼味 いかシウマイ」
イカと、枝豆の色合いも涼しげで、これって結構クセになる食感なのよね。。


もちろんお馴染みのシウマイも。


こちらは、ちょいとサッパリ系のおつまみ。
女将の夏の定番でございます。

これ作るとお茶漬けが食べたくなる私。
それも冷たいお茶漬けね。
あ、冷や汁もいいなぁ。


あらよっ。

と。

意味はない。

2007年07月03日

お夜食

本日は 一日中、仕事に没頭。
空腹感に気付いて時計を見ると・・・あらま、真夜中だ。
ってことで、本日は常備菜でのお夜食です。


5日程前に仕込んでおいた イカの塩辛。
塩が馴染んで良い頃合~白ご飯にぴったり♪

魚屋さんに行った時、新鮮なスルメイカが出てたから「ワタの多いのちょーだい!」と言うと
「んなの、わかりませんよっ!」って、おにーさんに言い放たれたわ。
ぶぅ。。もそっと優しく言ってくれたっていーじゃないのさ。(-"-;)



砂肝のコンフィを作る時に除けた砂肝の筋を お酒と豆板醤で柔らか煮にしておいたもの。
これまた白ご飯に良く合うのよねぇ。。



夏野菜のラタトゥイユ。(解凍版)


んで、お腹が落ち着いたら仕事する気がなくなって・・・
このあと コンフィ出して、ビール飲み始めちゃいました~。あはは~。

2007年07月09日

ライスマカロニ

本日のお夜食。
破れ明太子が安かったので買っておいたら食べきれず・・・。
明太子スパにどばっと入れようと思ったら、スパ麺がなく・・・、

明太子・ライスマカロニに変更。
ライスマカロニって初めて買ったのだけど、コシもあって結構もっちり。
明太子の絡みもよろしくて 思ってたよりも美味しかった♪

砂肝のコンフィもたっぷり♪

2007年07月31日

酔っ払い

きょうのおつまみ~。


海老の塩味炒め


みょうがの卵とじスープ(肩ロース肉入)


ニラのおやき


ふれっしゅゴーヤ


海老殻と万願寺の唐揚げ(藻塩添え)


てな、おつまみをつまみながら ご機嫌な私。
久しぶりに酔っ払いました。。はい。
私は 普段、人前でなかなか酔えないタイプなので・・・
安心して酔える人と飲めるのは、とってもシアワセ。

ありがとう~♪

2007年08月08日

夏バテ中の賄い

こぶた畑のミンチが届いたので、久々に餃子を作る。


100個以上の餃子ができるので、冷凍庫の空間を確保しなきゃなりません。
空間確保のために取り出された海老は、解凍後 ぶつ切りにして餃子の餡に包みました。

海老を生のまま使ったせいか、もともとの海老の味か・・・
すごい濃い海老味で、予想以上に美味しく出来ちゃった。大満足。

で、餃子といえば、ビール。
ビール飲むなら、ご飯を炊くよりおつまみになる主食の方がいいなぁ。
と、焼きビーフン。

Junkan農園のパクチーは花が咲き始めたとのことで、残念ながらパクチー無しだったけど
青胡椒と、ナンプラーをどばっとかけるだけでも充分美味しかった。
これで夏バテ解消できそう♪

2007年08月21日

まぐろのほほ肉

お夜食に頂きました。
まぐろのほほ肉ステーキ。

ほっほっほ。

2007年08月24日

魚広プレデビュー!?

知人のSさんに連れられて行った 憧れのお魚屋さん『魚広』。
このお店、食いしんぼうブロガーの皆様の間では超がつくほど有名店でございます。
ええ、もう この方なくては『魚広』の名もここまで広く周知されることはなかったのではないでしょうか?
ありがたや、ありがたや。

てことで、本日連れてって下さったSさんのおかげで、ハジメマシテのご挨拶。
湘南番外地さんで、これでもか!ってくらいに登場してた・・・すきみを購入して参りました。

どきどき。。


ごっくん。


もう・・・っ

感動っ!!!

2007年08月25日

魚広の刺身盛りデビュー♪

昨日の魚広さんの すきみにすっかりハマってしまった私。
こりゃもう 刺身盛りにいくっきゃないっしょ!?・・・と、お願いに行きました。
まぐろも好きだけど地物とか青魚とか貝類も~なんて好みを申しておりましたら
「わかった。色々ちょっとずつ入れればいいんだな?」と、おじさん。
はい。
仰るとーりでございまふ。よろぴく。

そして、お願いしていた時間に受け取りに行くと
「ちょっと待ってね~!」と、忙しそうなおじさん&おばさん。
今日は土曜日ということもあって、お刺身の予約が いっぱいなのだとか。
私が待ってるあいだにも、次々予約の電話が入っておりましたよ。すごいなぁ。
んで、
「はい!お待たせ~っ!」と、刺身盛りのお皿ごと氷といっしょに発泡スチロール箱に入れてくれる。
こんなに忙しいのに、何から何までサービスが行き届いてて感動しちゃった私。
気配り上手でとっても優しいおばさんと、一見 コワオモテだけど笑顔がキュートなおじさん♪
魚広さんの人気が高いのって、お刺身はもちろんだけど このお二人の人柄によるところも大きい気がしました。
嬉しい出会いです。^^


では・・・
まいりますわよ。


本まぐろ、まぐろ、すきみ、かんぱち、しまあじ、ヒラメ、イカ、ウニ、サザエ、蒸アワビ。


あぁ、
なんて贅沢な。。。
はあはへ。

だけどね、尾だ鞠亭はこの先が長いのよね。。

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2007年08月29日

おうちで京都ごはん

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2007年09月01日

しみじみ

伊藤園お~いお茶新俳句大賞事務局より、入選句集「自由語り」が送ってきた。
でも、掲載ボトルはまだのようです。
何月頃に掲載されるんだろう。どきどき。

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2007年09月09日

パンチエッタ

今回のパンチエッタは、肩ロース肉でつくってみました。
もちろん、お肉は こぶた畑産。

お味は・・・言うまでもございませんけどね・・・これまでの中で、最高に美味。


ほっほっほ。

肩ロースのパンチエッタは、贅沢にもそのまま頂きまして

ポテトとチーズの重ね焼には、バラ肉のパンチエッタを入れてみました。

2007年09月17日

本日の賄い

昼間の暑さで、ちょいとバテ気味。
買い物に行く気もせず、家にあるもので。
魚広さんの塩辛もあるし、こぶた畑のロース肉もあった!

・・・てことで、本日の賄い。

塩辛+マヨネーズ+青胡椒のトースト


冷シャブ

Junkan農園の新生姜・・・めちゃめちゃ辛いけど手がとまらない。


食事というより おつまみだわね。^^;

2007年09月18日

いくらの醤油漬

秋鮭の季節。
本日スーパーへ行くと、生筋子が売っていました。
わーい。いくらの醤油漬が作れる♪

ボールにはったお水に塩を一掴み入れて、筋子をほぐしていく。
これが結構 剥がれにくくて面倒だけど、これさえ済めば・・美味しいいくらが出来る。

んで、ほぐし終わってすぐの状態。

白くにごってるけど、大丈夫。

ざるに乗せたまま冷蔵庫に入れて水きりすると、1時間程できれいな色に戻ります。


あとは、醤油、赤酒、日本酒の調味液に二晩程漬け込むだけ。

わくわく。
楽しみだわ。。山盛りいくら丼♪o(^-^)o

2007年09月20日

三色丼

お待たせしました。
完成した いくらで三色丼。

もちろん主役はいくら。ですが、
あえて本日のメインは、「炙りおしつけ」とさせて頂きました。

んで、大好きなモロヘイヤと・・・

J農園の新生姜+名荷の梅酢漬

いかがざんしょ?


・・・
大変美味しゅうございました。

あ、


第二弾のいくらちゃんも仕込みに入ってたりします。と、とりあえずご報告。


ほっほっほ。(殴)

2007年10月05日

鱧とか鮟鱇とか

大好きなのよねぇ
骨切りされたハモが長いまんま1本きちゃった日にゃ、もう狂喜乱舞の私。
それが、届いちゃったのよ。。むほ。

ハモおとし

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2007年10月09日

印籠蒸し&チヂミ

こちらも あしがら農の会から、9月のお野菜。そらやさんの「和南瓜」。
この和南瓜、皮が硬いということで印籠蒸しに向いているとのことだったので
いっちゃいました。まるごと、どーん!

鶏ミンチと玉葱をこねたものに、たっぷりのお酒を吸わせます。
ミンチをまた コネコネこねて種をくりぬいた南瓜につめ、蒸し器へ。
んで、蒸し上がってスライスしたのがこれ。

別に作っておいた出汁つゆのあんをかけ、実山椒をトッピング。
ほんのり優しい甘さの和南瓜に、実山椒のピリピリが効いて美味しかった♪

こちらは福耳とうがらしとチャンジャのチヂミ。

このチャンジャ、もう信じられないくらいにコリコリピリ辛で激ウマでした。
コロッケにのせても合うし、もちろんご飯にも合うし、飲みながらだといくらでも食べられちゃう。

この派手な色からは、想像し難い繊細な美味しさ。ひあはへ~。
ごちそうさまでした♪

2007年10月10日

ジンギスカン

生まれて初めていただきました。ジンギスカン。
みてみて!このラム肉ちゃんの美しいことったら!

あんまりキレイで・・
・・・・・我慢できずにお味見。

塩胡椒だけのシンプル・ソテーなれど・・・ぱくっと一切れ食べたとたん、全面降伏!
嗚呼...もう、好きにして。と私はお箸に白旗を結び付ける。(気持ちだけ)
この美しい姿だけに留まらず、その お味も香りも柔らかさも文句なし。

ぱくぱく、あっというまに食べ終えようとする私。
「ちょっとぉ~、まだメインのジンギスカンが出来てないのよっ!」と、Jに釘をさされたので
少し冷静になるため、鉄火巻きならぬマグロ巻きを食べておく。

ちょっと...はみ出しっこのマグロもいたけど、ご愛嬌。

ご愛嬌ついでに、チャンジャも入れちゃんじゃ♪(殴)

さて、
私がマグロ巻きに移り気になりかけたころ「いくわよ~♪」と、下拵えしてたJから出陣の声が。
ウチには、ジンギスカン鍋(?)がないのでスキレットで代用するらしい。
わくわく。

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2007年10月24日

新米

大家さんから頂いた新米と、&oさんから頂いた古代黒米(朝紫)を 十三夜に炊きました♪


&oさん達が作ってた昨年までの黒米「おくのむらさき」はうるち米でしたが、
今年作られたこの「朝紫」は もち米とのこと。
そのおかげか一緒に炊いた大家さんとこのお米までもが、もちもち感アップで美味しさアップ♪
黒米の中でも特に朝紫は、アントシアニン、食物繊維、鉄分、ビタミンB2などを
多く含んでいるために昔から薬膳料理に使われ、「薬米」とも言われているそうです。
鉄分摂取が義務付けられてる身には、とっても嬉しい主食!
それに最近とみに視力が落ちてきた私なので・・・効果を期待しちゃったりして。(近日免許更新)

炊き上がりを まずひと口。
噛めばかむほど香りと甘味が増してくる。
その豊かな味わいに、目を閉じ何度もなんども噛み締めていたくなりました。
これって、おかずがいらない・・!最高に贅沢な味。
嬉しいです。
ありがたいです。

もちろん、ウチの神様たちも一緒に頂きました。
なので、一足先の新嘗祭。

三種の塩を添えて。

ありがとうございます。

2007年10月25日

牡蠣のコンフィ

以前、コンフィについて彼是調べている時に
金田油店さんのブログにて「牡蠣のコンフィ」と遭遇。
これは・・牡蠣の季節になったら是非!と楽しみにブックマークしておりました。^^

で、先日初挑戦。

300グラムの牡蠣が、あっというまに縮小しちゃったけど・・・(笑)

いや・・これがもう美味しいのなんのって。
牡蠣の旨味が凝縮されてて・・・
水分とばして小さくなった牡蠣なれど・・・一粒でもかなりの満足感。
このオイルにパンをつけて食べるのもいいなぁ。
と、思ったけど生憎とパンがなかったので・・

ごはんでいただきました。

炙り好きとしましては・・・

かる~く炙ってみたりして。

牡蠣のコンフィを。

名づけて「牡蠣のコンフィ炙り丼」。とか。


炙って正解。大正解。
ご飯の下に卵が隠れてるって たぶん食べた人しかわからないから、ヒ・ミ・ツ♪うふ。(殴)

嗚呼・・
牡蠣も美味しいけど、ごはんもおいしい。
新米の季節って良いわね~。

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2007年10月26日

黒米

先日頂いた黒米・朝紫がとっても美味しかったので、
贅沢にも1:1の割合で炊いてみました。(普段は、お米1合に大匙1杯)

あ、甘~い・・・!
噛むほどに出てくる お米特有のあの甘味が、最初の一口めから口中にひろがる。
うわぁ~っ。おいひぃ~。なんて贅沢っ!!!
と、ひとしきり騒ぎながら一杯目を食べ終えました。

Junkan農園の葉大根で作った、ふりかけとも良く合います。
あ、チャンジャとも合う。

そうだ!
あの貴重な、よしだサン栽培の黒胡麻もあることだし。
てことで、黒胡麻を煎り始め・・・

「朝紫の君」と「黒の貴婦人」の競演。

美しいです。。艶っぽい紫に、マットな黒。
ここにパラパラと、好みの塩を振ったら・・・もうっ!!
黒米の甘味と、黒胡麻の香りを逃したくないから、口を閉じたまま目も閉じて・・じっくり味わう。

あぁ、なんて贅沢。

きょうも、うれしい おうちごはん。
ごちそうさまでした。

2007年11月08日

誕生日

47歳になりました。
ひたひたと忍び寄る五十路。。あっち行け。(嘘です、ウェルカムです。)

今年は、カウントダウンの祝杯あげました。
これって、足掛け二年の酔っ払いってことになるのか。
・・・ふむ。
ま、いっか。

んで、祝杯のおつまみ。

Junkan農園のゴボウが太めちゃんだったので、揚げ物にしてみました。
カットしたゴボウを ニンニク醤油にしばらくつけてから唐揚げに。
これ、ビールにピッタリ。

それと、今回初めてお目見えの野菜。
雪白体菜・セッパクタイサイの生ハム巻き・柚子ソース。

チンゲン菜と白菜の中間のような歯ごたえと味が、生ハムの塩分を程好く緩和してくれます。
そこに合わせた 柚子ソースの酸味がピッタリ!!
この柚子ソースは、以前伺ったエルミタージュの飯笹シェフに教わったもので、柚子と岩塩とオリーブ油だけのシンプルソースです。お試しあれ。

ちなみに、飯笹氏は この10月よりオーナーシェフとして「シェ フルール 横濱」を新規開店!
&Oさんの記事を拝見して、がるぅぅ・・!と悶絶してしまった私でございます。


気をとりなおして・・。


Jからお土産に貰った「軟骨ソーキの煮付」があったので、

甘辛でコクのあるコラーゲンたっぷりな軟骨ソーキは、
淡白な雪白体菜の炒め物と一緒に頂きました。

残ったトロトロなお汁は、ご飯にかけて食べちゃった。美味しかったよん♪^^

新たな年です。
皆様、またまたヨロシクね。(^・^)ノ⌒☆

゚☆,。・:*:・゚★,。.:*:・,★,。・:*:・☆゚

誕生日は、私にとって母の日です。
照れくさいけど・・・今年も「ありがとう」と言えました。ほっ。

2007年11月15日

本日の賄い

仕事を終えた後に、かる~く一杯。

冷凍庫からパンチエッタ(肩ロース版)を取り出して久々のスキレット・グリル。
Junkan農園のカブと人参、ニンニクも甘くて美味しい♪茸類も一緒に。

パンチエッタ

あ!と、ブルーチーズがあったのを思い出した。
ちょっと熟成が進んじゃったけど、これはこれでイケる♪

ゴルゴンゾーラ

あぁ、お酒がすすむ。。

お鍋の中には、毎日煮込まれてトロトロになった馬アキレス。
田舎から新しい馬スジとアキレスが届いたから、お鍋の中のコ達はお腹の中に片付けようと。。

これ以上煮込むと、コラーゲンスープになっちゃうってくらいのトロトロ加減。うま~♪

馬アキレス

ここらへんで結構飲んでたことに気づくあたし。
お腹空いたなぁ・・・と、ひとりごち。(おぃ
〆のご飯は、途中から乱入J ご自慢の炒飯に決定。

なんと、なんと!牡蠣のコンフィ炒飯!

驚きの美味!!
牡蠣のコンフィをぶつ切りにして炒飯にするなんて・・・あたしには思いつかなかったわ。

牡蠣のエキスが凝縮されたコンフィは、とっても味が濃いの。
それを先に炙ってあるから、その風味が一段と際立ってる。
だからこの炒飯一人前に入っている牡蠣は2個分だけ。
なのに全体にすごい牡蠣の味がする!感動!
で、
またもやこれを肴に飲み始めるアタシらって・・・。

なにか?

2007年11月20日

セイコ蟹

セイコ蟹の季節がやってきました。(あの方のパクリです。^^;)

私、湘南番外地さんの記事を見て、初めてセイコ蟹を知りました。

11月6日に解禁された越前(ズワイ)蟹。その雌がセイコ蟹。
セイコ蟹の漁期は1月10日までで解禁されたこの11月が最も美味しいと言われてるそうな。
ふむふむ。あ、よだれが・・・。
てことで、
やっちゃいました。
はい。
かに好きのカニ好きによる蟹好きの為のお取り寄せ。

日本海側から太平洋側へと日本横断。ようこそ、セイコちゃん。

この日やってきたセイコちゃん、まだまだ元気なお姿でお口いっぱいのシャボン玉。
なにが不満なのか ぶくぶく言ってる.。o○
長旅でお疲れのご様子だし・・・ひと汗流していただきましょうね。^^

・・・・・
(― ちょっと鍋の用意して)
(― なぜに?)
(― だって、活でくるとは思ってなかったのよ)
(― なるほど)
・・・・・

・・・・・ ほっかほか~~。


あらあら、すっかりお風呂で極楽浄土?

いやん。
みつめないで。。

で、

熱そうなので脱がせてあげましょね。 甲羅。


小さな体なのに、蟹味噌と内子がこんなに入っているとは驚き。
蟹足にも身がビッシリで、これまた予想外。

内子のねっとり感、それに絡ませたカニ味噌の濃厚さ.....。
降参。もうっすきにして!
とか言いながらカニ身を頬張る己がせつない。

嗚呼...またもや禁断の味を知ってしまったわ。


あ、いつのまにか

ほじほじ専任給仕J(※)のおかげで
・・・こんなんなっちゃいましたけどユルシテネ。


一気に食べちゃって、もう お腹いっぱい!

ふはぁ~!ひあはへ~♪

****

※J=うちのじいや

2007年11月22日

ジンギスカンⅡ

前回のジンギスカン以来、すっかりジンギスカン好きになってしまった私。
フレッシュなラム肉があったら お願いね~と、Jに言いまくっておりましたところ
届きましたよ。きれいなラムちゃんが。
塊肉から切り分けてもらったばかりの美しいラムちゃん♪

まず、お味見用に一切れ炙り。

良いです良いです♪美味しい♪
ってことで、
早速ジンギスカンに。

今日は、タレを忘れずに持ってきてくれたJ。
ぺろりと舐めてみたら、ちと甘い。市販品だから仕方ないかと思いつつも
「この間作ってくれたタレの方が断然美味しい!」と、のたまうあたし。
んで、作ってもらいました。(え?作らせたんだろって?それが?なにか?)

実はこの直前にも結構食べてた私。
かなりの満腹状態だったんですけど。
またもや いっちゃったみたい。

ラムは別腹。


嗚呼...
かえっておいで。わたしの満腹中枢。(再出

2007年11月23日

七輪で...

今日はSちゃんの配達日。
配達時のお野菜が今までのダンボールから、とってもエコな布袋に変わってた。
Sちゃんらしくてカワイイ。ってか、Sちゃんがすっごく楽しそうだ。
それにつられて、私まで楽しくなる。
と思ってたら、ちゃんとSちゃんのブログにも紹介してあった。

んで、
この日は、こぶた畑のお肉も届いたし、ってコトで七輪で焼きながら食べることにしました。

だけどね、
最初に焼いたお肉は・・・昨日のラム肉。ふっふっふ。

ジンギスカンでも美味しかったけど、お塩だけでシンプルに食べるラムも美味しい!

ヘルシーなラムをひとしきり堪能したところで、
次は、こぶた畑のロース肉!
炙られて滴る脂に炎がたちます。きゃー!お部屋の中で、これって楽しい♪
一緒に焼いたネギはもちろんヒラタケもJunkan農園産。

なんだかヒラタケの味が濃くて茸らしい茸。
シコシコした歯ごたえもたまりません。

んで、またラム肉焼いて・・・
今度は、挽きたて黒胡椒と生醤油にて食す。


ごちそうさま~♪
本日もまた豊かなお食事でした。

2007年11月26日

ラムらむ檸檬

さて、すっかり生ラム好きになった私は本日も生ラム。
お肉の熟成具合がベストな状態です。
Junkan農園の平茸と檸檬もあるし・・・。うふ。
てことで、

ラム肉のポワレ添え平茸のソテー檸檬風味

発酵バターで焼いたラムの移り香ある平茸に、檸檬を一絞り。
これ、
想像しなくても美味しい。
間違いなく美味しい。
檸檬も美しい。

このコの爽やかな香りは、レモンよりも檸檬。
胸いっぱいに広がる檸檬の空気で、
身体の隅々までが目覚めて、
恋心までもが目覚めちゃうかもしれない。
きゃー。
まさしく、初恋の果実。(←初恋限定。毎回初恋お断り)
嗚呼、檸檬よ檸檬なぜおまえは檸檬なの?
なぜ檸檬に恋しちゃいけないの?






だれかとめて。






そしてこちら、

熟成したラム肉が主役でございます。
ゴルゴンゾーラ・ラム・バーグ。

ラム肉に合うわよねぇ。ゴルゴンゾーラ。
いや、もう、たまりまへん。。
そのまんま食べるのがもったいないくらいに旨いのですわ。
いや、そのまんま食べたい気持ちは山々なれど、
そんなことしたら罰があたりそうなくらい「やばっ」てカンジ。わかって。
これは何かと合わせたほうが、ぜ~ったい旨味倍増するって!
どーせ罰アタリになるなら、もっともっと美味しく食べたいじゃないのさ。
え?矛盾してる?・・気のせいよ。
ほっほっほ。

で、

こうなりました。


名づけて

ギガマック。とか。

さっぱり系。ってことで。

・・・






本日自爆系。

2007年12月02日

烏骨鶏のコンフィ

昨日まで某所にてお散歩してた烏骨鶏ちゃん。
よんどころない事情あり・・・絞められて、何故かウチに。。

で、いのちまるごと いただきました。

ありがたく。



ソース・ピストーを添えて


付け合せに
Junkan農園産カブのじっくりロースト


あと一口食べたい時のための常備菜

2007年12月25日

Merry X'mas


ってことで、


カニークリスマス!


ほっほっほ。


(殴)

2008年02月15日

バレンタインに

女将の手作り。

生チョコ。


運良く食べられた方、よかったわね。


ふっふっふ。

2008年02月29日

祝い膳

嬉しいお知らせもらった。
今年のはじめに入籍したJunkan農園のふたり。
新しいお家へ引っ越して 新生活がスタートしたばかり。

そんな

ふたりのところに

コウノトリが とんできた。


パタパタ

「つかまえろー!」

パタ。


わーい。

おめでとう。


嬉しいお招きの日。
ハハは魚広さんへ走ったのさ。


嗚呼


おばあちゃんなきぶん。

2008年03月17日

圧力鍋で初調理

ちょいと二日間ほどダウンしてました。
調子悪いと食欲皆無となって ひたすら眠る。
睡眠満タンになったところで 快方に向かい始めると、途端に食欲復活。
今回は 真夜中の復活!と ともにガツンとしたものが食べたくなったらしいぞ あたし。
ってことで、先日知人に貰ったばかりの圧力鍋で 豚肉を煮ることにした。
幸い 冷凍庫を開ければ こぶた畑の豚塊がゴロゴロしているし。(どんなんだ)

いつもなら、差し水しながら何時間もコトコト煮ていたはずの煮物が15分の加圧でOK?
ふぇえ~!圧力鍋って、べんりなんだねー。
これからストーブの無い季節になるから、ますます重宝しそうだわ。(Tさん、ありがとぅ♪)

んで、完成したのがコチラ。

豚バラの香醋煮。

香醋の効果か完全復活の食欲。ふはは。

翌日は、冷凍庫にあったエビもひっぱりだして解凍。
かねてより自分で作ってみたかった 本格エビマヨに挑戦してみました。
マヨネーズと コンデンスミルクと ジン入れて♪
エビの剥き身だったので小さくて下処理に手間取ったけど、お味はなかなか。るん♪

あ、ついでにとばかりに鶏肉も引っ張り出して 唐揚げ用の下味に漬け込んだの忘れてた。
わーい。明日は豚煮丼と 唐揚げだ♪


。。これでいいのか あたし。

2008年04月23日

蕗仕事

蕗の干菓子です。

これね、一本ずつ並べて乾かしたりする手間がかかるので、
例年、少しずつチマチマ作っていたのだけど
今年は一気にたくさんの蕗を頂いてしまったから さぁ大変!
蕗の鮮度が落ちないうちにと一気に作ることに。
もちろん、かかる時間も数倍。
蕗の下拵えから数えて二日がかりの大仕事でした。(^^;)

料理研究家・辰巳芳子先生のお母様が、
毎年 梅の時期にかける手間を「梅仕事」と呼ばれたのにならって
私もこれを「蕗仕事」と名付けることにしました。

毎年これを楽しみにして下さってる方々へ今年もお届けできそうです。

あ、蕗の葉っぱも無駄にはしてませんよ。
いつもなら佃煮風にしていたのだけど、今年は趣向をかえて
蕗の葉を 丁寧に洗って処理して塩漬けにしました。
これに お握りを包んでいただきます。
蕗の香りがなんともいえず・・・日本人でよかった~♪と嬉しくなる一品でございます。

2008年06月10日

豚しゃぶ@平田牧場三元豚

三越ギフトセンターより平田牧場の三元豚しゃぶしゃぶセットが届いた。

さすが、”セット”というだけに、もも、ロース、バラの薄切りが各300g、豚つみれ300gに
刻み昆布、つけだれが入っていて あとは薬味だけ準備すれば、
すぐに食べられるというすぐれもの。
用意した薬味は、ねぎ・もみじおろし・柚子胡椒・こみかんとうがらし・大葉・みょうがたけ。

三元豚。
美味しかったです。びっくりしました。
一口食べて、
あ・・!?うっそぉ~!やっだぁ~!ごめんなさいっ!って言っちゃいました。
すみませんねぇ。意味不明で。

ほっほっほ。

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2008年06月20日

ありあわせDEお惣菜

junkan農園の じゃがいも、ニラ、キャベツ。
こぶた畑の ひき肉。
笹鶏さんの卵
そらやさんの小麦粉。

せっかくこれだけの材料が揃ったので、久々にコロッケを作る。

ありあわせの材料だけで何なんですけどぉ・・・
その ありあわせの全部が、み~んな知ってる人達の生産物だなんて・・!
なんて贅沢なコロッケなんだろう・・!
と、幸せを かみ締めながら頂きました。
うるうる。

んまいっ!!

うるうる。

つけ合わせにしたキャベツも、
「うぬぬ。おのれ~コロッケに負けてなるものか」
と、言ったか言わないかは さておいて(言うわけない)
千切りなのに しっかりとした歯ごたえと その味の濃さにびっくり。見事な準主役。

キャベツのおかわりしながら、
アツアツの揚げたてを はふはふサクサク、ペロリ。
あっという間に食べ終えちゃう。
昼間の ポンちゃん騒動でがんばったからお腹も空き々々だった。
なぜかそこに匂いを嗅ぎつけてやってきたのは、ポンちゃんならぬ J隊。
おぬしも鼻が利く奴よのう~と、妙に感心しながら 追加コロッケを揚げるあたし。

はふはふサクサク。

嗚呼、やめられないとまらない。

だけど、

コロッケばかりじゃ お口が飽きるかしら?と、お口にも気をつかうあたし。
そうそう。
たしか冷凍庫には、平田牧場の三元豚もいたわね。

かる~く、豚シャブ。いっとく?
GO!
あ、写真見たい方は先日の〔豚しゃぶ@平田牧場三元豚〕をご覧くださいまし。
同じコトしてますから。はい。
(追記:東京ミッドタウンの「平田牧場」実店舗に行かれた&oさんの記事はコチラ

んで、
途中で、気がついた。
同じ材料で、餃子もできるわね。と。
平田くんちの豚肉にも負けない ひき肉がまだあるし。

コロッケと豚シャブばっかりじゃ、お口も飽きるじゃない?
お口のためよ。

うふ。

・・・・・

アツアツ カリカリ ぺろりんこ。


あぁ~ん シ・ア・ワ・セ♪


うふん。

2008年06月21日

黒米夜曲

Sちゃんとこのパクチーと大葉がたくさん届いたので・・・

こぶた畑のひき肉もニラと炒めたものが残っていたので・・・

黒米ご飯も炊いてあるし・・・

と、

全部一緒にまぜまぜして食べたくなった。

トッピングはレモンと 自家製の青胡椒

んで、

どばっとナンプラー。



仕事合間のお夜食でした。


ヽ(^。^)ノ

2008年06月25日

チヂミ

本日のお夜食。

そらやさんの小麦粉、Junkan農園のニラ、こぶた畑のばら肉と、
チャンジャの変わりに入れた酒盗が渾然一体となりまして・・・予想外の美味しさ!

カリカリに焼けたバラ肉。

しみだした脂がこれまた旨く・・・

Junkan農園のズッキーニ、インゲン&白インゲンをソテー致しました。
フランスの海塩・カマルグの塩がとても良く合います。

んで、〆は マ●ビのTさんより頂いたベジカレー。
コクがあって香辛料も効いてて、満足度かなりの美味しさでした!

ごちそうさま~!

きょうもよく眠れそう。。

2008年06月28日

かつお

お客様が退けて一仕事終わったあと、なにげに小腹が空いた。
塩豆つまみながらビール飲み始めると 小腹が小腹じゃなく空いてきて
乾いてないモン食わせろー!と、小腹大暴れ。

ごめんね、塩豆くん。君はとても美味しいし、なにも悪くないからね。
悪いのはあたしの小腹。文句あるなら あたしに おっしゃい。

で、

冷蔵庫に、お刺身のカツオが一柵残っていたので
大葉にんにくを作った醤油に しばし漬け込んで、半分を唐揚げにしました。

小腹喜ぶ。

すると、
傍らで賄い終えたばかりの花板Jが「しょーがないっすねー」とか言いながら、
残りの半分を タタキ風に仕立ててくれたわ。

お刺身用のカツオだったから、皮がなくて残念。
でも、表面をしっかり強火で焼いてあるから その香ばしさは なんともいえず・・


小腹小躍り。
これは阿波踊り。
 ↓


ごちそうさま~。

2008年07月13日

まぐろどーん

季節モノ、銚子のマグロ。
漁師Jの賄い分を 搾取お裾分け頂きました。


すきみでドン。

とろ~り玉子は笹鶏さんちのコ。


ガーリックたっぷりにスキレットでじっくり焼いた
まぐろのカマちゃん

解していくと、

ホクホクの分厚い身が

どーん。


んで、

そのカマちゃんで


カマどんどーん。


脂ののったカマちゃん、それと
農の会・Yさんの金ゴマを煎って、温泉玉子もゴーヤも全部まぜまぜ。

ゴーヤ?とお思いでしょうが・・・
これがミスマッチのようで、意外や意外なハーモニーだったのよん♪


以上、
夏バテ予防のお夜食でした。


るん。








スクープ! ⇒

2008年10月11日

みそらーめん

無性に食べたくなりました。それも夜中に。
インスタントラーメンだと一食分を完食できない私めですゆえに...
半ラーメンでも許される自家製・味噌らーめんに挑戦。

お手本は、「カノウユミコの野菜がおいしい!一生ものレシピ」
にあった「精進辛ゴマ味噌ラーメン」です。
このラーメン、全ての材料が植物性のベジ・ラーメン。
みじん切りにしたシイタケ、ニンニク、生姜をじっくり炒めて旨味を引き出してから、
味噌とゴマで味付け。
たったこれだけなのに信じられないほどの深いコク・・・かなりの満足感です。
いつも冷蔵庫にありそうな材料だけで簡単にできちゃうっていうのが何よりもスゴイ!
もちろん、鶏ガラとか豚骨をスープベースにしても良いかも♪

あ、こんどから中華麺の常備もしとかなきゃ。


今宵の副菜は、イカゲソのマリネちゃん。

塩辛を作った残りのゲソくんでした~。

2008年10月17日

無花果

9月の半ばあたりから、ウチのお隣に「いちじく」の大きな看板が出てます。
それを友人に話したところ「買ってきて!山のように買ってきて!」と頼まれました。
まる4年ココに住んでて初めて行ったお隣さん。
場所は隣だけど、お家にお邪魔しようと思ったら
道を表に出て ぐるりと回んなきゃで道のりが遠いのよ。私にはね。

門まで到達して、お庭で休憩中のご夫婦にハジメマシテとご挨拶。
すると突然、「これ、お食べ」と目の前に大きな蒸かしイモが...。
「アンタ細いネ~!全部食べいきな!」と、売り物の無花果まで出してくださる。
あ、いえ・・あの、その・・・。
「ホラ、これ甘いよ!おイモ、もっと食べなさい!甘食も食べる?ほらっ!」
ひーん、ごめんなさーい!もうお腹いっぱいなんですー!
って、・・・ワタシハナニヲシニキタンダ(・_・?)

三十分後。
ようやく、友人の分と私のを合わせて10パック購入。
すると、その豊かな甘みが最高!と、友人のネットワークに広がりまして、
翌日も、その翌日も買いに行きましたの。
おかげで私は大口購入のお得意様扱い。エスカレートする おやつ接待。(笑)

いちじくの漢字は「無花果」。
だからって花がないわけじゃないのですよ。外から見えないだけ。
いちじくの花は実の中。果実を半分に切ると詰まってる赤いつぶつぶ。あれが花なのです。

美しく咲いて愛でられる花もあれば、こうして実の内側に咲く花もある。
人に愛でられることがなくても、花は花として咲く。
その潔さが美しいと思う。

だから
その潔さを まるごと食べる。(おぃ

無花果のワイン煮。

これまた簡単。
ワインとお砂糖で煮るだけ。
スパイスはシナモン、クローブ、黒胡椒などお好みで。
ほのかなシナモンの香りにバニラ系クリームがあいます。




ワイン煮の写真・・う、梅干しに見えない・・?((・・;)

2009年01月03日

お正月は

早咲き梅

二日より営業開始の尾だ鞠亭でございました。
本日ご予約のお客様は、某有名居酒屋店主様。

今年の初馬刺しは、特別調達の赤身でございます。

馬刺し

・・・・・。
すみません。無言で呻る以外に美味しさをあらわせません。
否、この味を語ったら野暮になるってもんです。 (←語ってるし;)

ご相伴に与りました日本酒、器のなかで徐々に開いてゆきます。
力強い芳香の余韻を残しながら するすると咽を流れてゆきます。
嗚呼、馬刺しとの相性ばつぐん。

さて、本日は「うまい野菜」をご所望のお客様でしたので
まずは春らしく、こぶた畑の菜花を昆布和えに。

昆布菜花

箸休めには、数の子、梅酢茗荷、吉田さんの黒胡麻を供させていただきまして
メインは、Junkan農園の根菜類をスキレットでシンプルに。

スキレット根菜

調理場に立つという お仕事上でも、食材の持つ力と その味を熟知なさっているお客様。
その方が、お出しするものを驚くような勢いで「こりゃ美味いな~」と完食なさってくださいました。
さすがですねぇ。どんなに酔ってらしても本物の味はお分かりになるのですね。
私も見習わねば。。
あら~!”ヨッパライオヤジ”なんて思ってませんよ。ええ。ほんと。オカミウソツカナイ。

私の郷里・熊本には 深い思い入れがあると仰る客様でしたので
もっと熊本の郷土料理をお出ししてお話を伺いたかったのですが、残念ながら・・・
お客様が春酔いのアチラ側へゆらゆら往かれてしまいました。
無事お戻りになりましたら、またのお越しをお待ちしております。

2009年01月05日

昨日は

父の誕生日でした。
1928年生れ。81歳辰年。生誕29587日。
夕方近く、そろそろ「おめでとう」コールをしようかなと思っていたら、かかってきました。
電話をとるなり、大きな声で「誕生日おめでとう!」と・・・。
父よ、己を祝うか? ^^;
とりあえず、何も聞かなかった振りして「おめでとうございます」と言うムスメ。
「お前も年で物忘れがひどいかと思ったけど、覚えとったか~!」と、
すっかりご機嫌な父って。。わかりやす過ぎ。
まぁ、いつものことです。
おめでたい。(笑)

で、あとは私の日常。今夜の賄い。
冷蔵庫にバラ肉があったので、大根を巻いて焼いてみました。
タレは醤油+みりん+酢。
でも、いまひとつ味にしまりがなかったので、実山椒をプラス。ぴりりと正解。

るん♪


*****
あ、アナタが生まれた日から今日で何日目?と、お知りになりたい方は
コチラでわかりますよん→ 110kz.com
ちなみに私は、本日17590日目でした。

2009年02月15日

新年会

今更ですが、1月末の新年会写真。
ムスメっこsadeshiとチル、二人のコンビを久々見られた嬉しい日。
もちろん、主役は福太郎♪あ、パパのD君、おじぃの&oさんもご一緒ねん。

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2009年05月27日

旬の贈りもの

今年もまたつくりました。^^

蕗の干菓子。

と、

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2009年05月28日

馬レバ刺は貧血の特効薬

この数ヶ月、私の貧血がひどく・・薬を飲まないとどうにもならない状態。
そんなムスメを田舎の母が心配してくれまして、定期的に馬レバーを送ってくれます。
嗚呼、ありがたや。貧血に はじめて感謝♪♪♪

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2009年05月29日

パセリソース

大量のパセリ消費のために作ったのがきっかけで
すっかりお気に入りになったパセリソース。

茹でたパセリ、玉ねぎ、にんにく、松の実、アンチョビ、オイルをフープロで一気に混ぜるだけ。
塩胡椒や酸味(レモン等)はお好みで。
左の白っぽいほうは、プレーンソースにクリームを加えてみたもの。

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2009年12月31日

ありがとう 2009年

今年も残すところあと数十分となりました。
本年は女将の放置プレイ、否、寡黙プレイ(?)にお付き合い下さいまして
心よりの感謝感謝でございます。
来年も宜しくお願い致しますわね。

んで、

年越し蕎麦ならぬ.....年越し馬刺しで締めくくり♪ひひ~ん。

赤身&たてがみ。うまウマ。

てことで


皆さま、よいお年を!
 
 
あ、聞こえてきたよ.....除夜の鐘。

さよなら煩悩。また明日。

2010年01月02日

夕焼けと...

今日の夕焼け、きれいでしたね~。
皆さま、楽しいお正月をお過ごしでいらっしゃいますか?

で、
アミューズ2。

馬刺しと、まぐろのづけ小丼。

ただいま、割烹 尾だ鞠では熊本直送馬刺しをご提供しております。
一日御一組様超美男美女限定にて承っております。(自称禁止女将の審査アリ)
ご予約の方はお早めに。

ほっほっほ。

2010年01月03日

海のコンフィ

では、本日もアミューズ3。

ホタテの身を別な物に使ったので、残ってしまったヒモはコンフィに。
(ホタテの身は何にしたのか?っつーのは、また後日。うふ。)

漬け込んだオイルまでが予想以上に美味しい仕上がりでした。

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2010年01月04日

うにごはん

 
うにウニ

あんかけごはん-湯葉とうに

お正月は鰤

お正月に鰤をいただく。

私の郷里・熊本では、鰤は出世魚ということで縁起物として必須食。
昔は、姿そのままの鰤を一本買いするのが普通でしたから、
お正月の間は、鰤の刺身、塩焼き、照り焼き、煮物などが日替わりで並びます。
おすまし風のお雑煮にも切り身が入っておりました。
でも、いいかげん鰤に飽きてた子供時代の私は、
TVや雑誌でよく見かける・・軒下にぶら下がる新巻鮭に憧れたもんです。
同じ一本なら、アッチがいいなぁ。。。と指をくわえておりました。

これは全国版かどうか定かでないけど・・・結婚した最初のお正月を迎えると、
嫁を貰った夫側の家から嫁の実家へ丸ごと一本の大きな鰤が贈られます。
これって、
『息子は必ず出世しますから、どーか娘さんの事はご心配なく!』という意味・・らしい。
私の時にも、それはそれは立派な鰤がどーん!と贈られました。
ま、単なる縁起担ぎよね。
身にしみて知ってますとも。ええ。ほんとに。ふはは。

そんなこんなで、お正月には鰤!というのが、いつしか私の中でも定番に。
今年の鰤は小さめだけど、品の良い脂がのった天然物。
新鮮なブリブリ硬直状態のお刺身は一切れで充分。
私の好みは、この硬直がとれたあと。少し てろん、となった頃が好きなのよね。
様子を見ると、良い加減に硬さがとれたみたい。

ってことで、今夜のアミューズ・4。

冷ためのアミューズが続きましたからね、今夜は温かいものを。

IMG_2265.JPG

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2010年01月05日

つんつんと突けば出(いずる)蟹の泡

きょうはシンプルに。

アミューズ・5

縛られてて、

可愛そうで、

放っておけなかったの。

誰かが解いてあげなきゃ。。

見放すのは・・・犯罪よっ。

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2010年01月09日

馬刺しDE新年会

女将も唸る各界重鎮美男美女の皆様より馬刺しのご予約がございました。
その錚々たる顔ぶれのお客様に楽しんで頂けるならば、と、
特別依頼の花板Jも登場してその幻(?)の腕をふるってくれましたのでございます。

ということで、今日のアミューズはお休み。
当日のメニューを一部ご紹介致しますわね。

口取りには、JJ様おもたせの一品を。
年初めの一番に魚・水・職人の技と、すべてにおいて一番を揃えた特別な蒲鉾。
かまぼこ製造の老舗・小田原鈴廣が“お正月のためだけに作る”という
製造数限定のシリアルナンバー入り蒲鉾でございます。

御蒲鉾『一(はじめ)』

一流職人の手により1mmずつ練り重ねるというスーパーテクのなせる業でしょうか
この、歯に吸い付くような弾力は、私の蒲鉾史上初めての体験。
大変美味しゅうございました。

その贅沢な後味を残して・・・

まずは『馬刺し』から。
地元熊本では、醤油に生姜かニンニクを添えるのが一般的。
これは馬を獣肉として扱い、その臭味を感じさせないためだったのかもしれません。
でも当亭の馬には臭味などありませんから、普段は生醤油か塩だけでお出ししています。
が、今回は
「良い本わさびが手に入りましたので」と、花板が用意してくれたわさびで頂きます。

馬の赤身とは思えぬほど柔らかく、噛めば噛むほどに驚くほどの旨味が滲み出て参ります。
それに、本わさびが こんなにも馬刺しと合うとは・・・目から鱗の美味しさ!
 

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2010年01月11日

七輪におでんことこと冬深し

寒さ厳しくなって参りましたねぇ。
春を目前にするこれから、もっともっと冷え込むことと思います。
皆さま暖かくしてお過ごしくださいませね。

では、お待たせ。
本日のアミューズ・6ね。

ココロも身体も温まる おでん。

当亭おでんの主役は、もちろん馬スジと馬アキレス。
七輪の上で丸一日コトコト。
ゴリゴリからトロ~リに変化する少し前のアキレス。
噛めば歯に吸い付くようなネットリ感と滲み出る旨味。
馬スジからは良い出汁が出て・・・筍芋に程好く染みてます。


こぶた畑の白モツ炒め

牡蠣のカリッとソテー


今年も美味しいモノを頂けてうれしゅうございます。はい。

2010年01月14日

憂愁の色を浮かべて冬の海(食?)

7番目のアミューズ。

先日のコンフィが出来るほど大量の帆立ヒモを出せたのは、このコを作ったおかげ。
 ↓
ホタテころっけ


 

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2010年02月14日

Valentine

アミューズお待たせしててごめんなさいね。

でもきょうは、季節ものですから、こちらをご覧になってくださいましね。

今年も 女将の手作り

生チョコ。

チョコに練りこんだのはグレンモ-レンジ アルティザンカスク。
パウダーには、Van Houten Cocoaをたっぷり。


 
 Happy Valentine's Day!
 Thank you for being such a wonderful friend.
 

2010年02月24日

春まだき

雨の日が続いています。
でもこの一雨毎に春に近づいてる?

春よ来い。ってことで、久々に・・アミューズ再開。(意味はない)

アミューズ8。

醤油漬け山葵クリームチーズ添え

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2010年03月03日

確定申告も終わって...

ほっと一息。

先日の満月も綺麗でしたねぇ。


さて、アミューズ9。

ひこいわしの南蛮漬けアジア風。

レモン果汁と、ナンプラーでマリネしました。

お魚って、マリネする前の唐揚げも美味しいよね。
とか言いながら、次々食べて後々後悔するんだよ。アタシはいつも。。^^;
 

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2014年01月03日

お正月料理

久々の尾だ鞠亭でございます。

2014年が明けまして二日となりました。
肥後の国生まれの女としましては、やはり、
これを食べなければお正月気分には浸れません。

まずは、からし蓮根

故郷・熊本では4百余年の歴史をもつ郷土食です。
もともとは、病弱だった藩主・細川忠利の滋養強壮の為に献上されたもの。
輪切りになった蓮根の断面が、細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから
門外不出の料理となっていたため、製法が一般に伝えられたのは明治以降。

そんな事とはつゆ知らず、中のからし味噌を
ほじほじと抜いて食べてた幼少時代が懐かしうございます(笑)
町角のお惣菜屋さんでは、
売り物にならないような細い蓮根も からし蓮根にして売ってたので
小学校帰りによく 揚げたてのアツアツを買い食いしてました。
ほくほくしてて、焼き芋よりも断然コッチが好きだった私です。
こんどは自分で作ってみたいなー。

そして、メインはもちろん馬刺し!

いつも親友Yのおかげで、馬肉問屋さんから直送してもらえる逸品。
私はいつも「赤身オンリー」でお願いしているのだけど、なぜか毎回刺し入りも混じる。
少量だから良いんですけどね。
なんといっても馬刺しの醍醐味は赤身です!(きっぱり)
 
 

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About 割烹 尾だ鞠

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