満月と月食
今夜は満月。そして月食。
あ!と、思い出して外に出ると、もう月食の終わりかけ。
といっても、月の光がまぶしすぎて欠けた部分が よく見えない・・・。
うーん、ためしに撮ってみるかな?と、カメラを持ち出したものの
10分もしないうちに指先が凍えて痛み始めたから あきらめた。ぶるぶる。
でも PCに取り込んだら、肉眼では見えなかった食の部分が!
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今夜は満月。そして月食。
あ!と、思い出して外に出ると、もう月食の終わりかけ。
といっても、月の光がまぶしすぎて欠けた部分が よく見えない・・・。
うーん、ためしに撮ってみるかな?と、カメラを持ち出したものの
10分もしないうちに指先が凍えて痛み始めたから あきらめた。ぶるぶる。
でも PCに取り込んだら、肉眼では見えなかった食の部分が!
明けましておめでとうございます。
では、
新年早々放置プレイでは申し訳ないので・・・
本年の初アミューズ。
↓
毎年悩まされてきた しもやけ。
一日のほとんどをPC前で過ごす私にとっては職業病ともいえる?
この時期、マウス上の右手は常に氷のように冷たく、日々ひろがる紅斑・・・
そこは次第に腫れ上がり紫色に変色。まるでゾンビの手。
温まれば痒み激しく、冷えれば痛痒い、この辛さ。
嗚呼、針で刺しておくれ!
たれか剱山を持て!
と、ココロの叫びも虚しい、冬季恒例の悩みでした。
この家に来て最初の頃は、足もしもやけになってましたけど
足暖器&防寒用下半身袋という文明品を買ってから足の心配はなくなったんです。
デスク下がいつでもコタツ状態でぬっくぬく~!(人様にはみせられぬ姿なれど・・・)
でも、手だけはダメ。
・指なし手袋数種
・マウスごと入れて操作できるUSB防寒マウスパッド
・指先を使わない時には、ミトンにもなる指なしのUSBあったか手袋、等々
こんなものが毎年増えるのはいいけど、どの品物も一長一短。。
いずれも私の手から、しもやけが去りゆくことはなかったのでした。
そしてとうとう、オークションでしもやけの救世主を発見!
では、本日もアミューズ3。
ホタテの身を別な物に使ったので、残ってしまったヒモはコンフィに。
(ホタテの身は何にしたのか?っつーのは、また後日。うふ。)
漬け込んだオイルまでが予想以上に美味しい仕上がりでした。
お正月に鰤をいただく。
私の郷里・熊本では、鰤は出世魚ということで縁起物として必須食。
昔は、姿そのままの鰤を一本買いするのが普通でしたから、
お正月の間は、鰤の刺身、塩焼き、照り焼き、煮物などが日替わりで並びます。
おすまし風のお雑煮にも切り身が入っておりました。
でも、いいかげん鰤に飽きてた子供時代の私は、
TVや雑誌でよく見かける・・軒下にぶら下がる新巻鮭に憧れたもんです。
同じ一本なら、アッチがいいなぁ。。。と指をくわえておりました。
これは全国版かどうか定かでないけど・・・結婚した最初のお正月を迎えると、
嫁を貰った夫側の家から嫁の実家へ丸ごと一本の大きな鰤が贈られます。
これって、
『息子は必ず出世しますから、どーか娘さんの事はご心配なく!』という意味・・らしい。
私の時にも、それはそれは立派な鰤がどーん!と贈られました。
ま、単なる縁起担ぎよね。
身にしみて知ってますとも。ええ。ほんとに。ふはは。
そんなこんなで、お正月には鰤!というのが、いつしか私の中でも定番に。
今年の鰤は小さめだけど、品の良い脂がのった天然物。
新鮮なブリブリ硬直状態のお刺身は一切れで充分。
私の好みは、この硬直がとれたあと。少し てろん、となった頃が好きなのよね。
様子を見ると、良い加減に硬さがとれたみたい。
ってことで、今夜のアミューズ・4。
冷ためのアミューズが続きましたからね、今夜は温かいものを。
あの福太郎が、母の背におんぶされて、畑に這って、主役並!?
というのも、
『うかたま』2010冬季号に、Junkan農園の田中早保ちゃんが紹介されたから。
●うかたま
季刊 定価780円
農文協
〒107-8668
東京都港区赤坂7-6-1
http://ukatama.net/
載ってるのは、HONDA耕うん機「ピアンタ」の販促ページ【耕す女子たち】というコーナー。
HONDAよ、HONDA!世界のHONDAですもの。
これぞまさしくメジャーデビュー!目指せCMの女王!←耕うん機の。
こちらHONDAのサイト上でも掲載された全ページが読めます。
↓
http://www.honda.co.jp/power-style/publicity164/index.html
それにしてもまぁ・・福太郎をおんぶしてる母の もんぺ姿がなんとも微笑ましい。
因みに”畑のレシピ”でのお料理が盛られた器は、ウチのもう一人の娘っコ ちるちる作で、
福太郎のおんぶヒモは、うちの大家さんちからのお下がりで云十年物です。(笑)
動く福太郎はこちら。もう歩いてるんですよ~!それも凄い勢いで。
↓
女将も唸る各界重鎮美男美女の皆様より馬刺しのご予約がございました。
その錚々たる顔ぶれのお客様に楽しんで頂けるならば、と、
特別依頼の花板Jも登場してその幻(?)の腕をふるってくれましたのでございます。
ということで、今日のアミューズはお休み。
当日のメニューを一部ご紹介致しますわね。
口取りには、JJ様おもたせの一品を。
年初めの一番に魚・水・職人の技と、すべてにおいて一番を揃えた特別な蒲鉾。
かまぼこ製造の老舗・小田原鈴廣が“お正月のためだけに作る”という
製造数限定のシリアルナンバー入り蒲鉾でございます。
御蒲鉾『一(はじめ)』
一流職人の手により1mmずつ練り重ねるというスーパーテクのなせる業でしょうか
この、歯に吸い付くような弾力は、私の蒲鉾史上初めての体験。
大変美味しゅうございました。
その贅沢な後味を残して・・・
まずは『馬刺し』から。
地元熊本では、醤油に生姜かニンニクを添えるのが一般的。
これは馬を獣肉として扱い、その臭味を感じさせないためだったのかもしれません。
でも当亭の馬には臭味などありませんから、普段は生醤油か塩だけでお出ししています。
が、今回は
「良い本わさびが手に入りましたので」と、花板が用意してくれたわさびで頂きます。
馬の赤身とは思えぬほど柔らかく、噛めば噛むほどに驚くほどの旨味が滲み出て参ります。
それに、本わさびが こんなにも馬刺しと合うとは・・・目から鱗の美味しさ!