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2007年08月 アーカイブ

2007年08月04日

看板に誘われて...

かなり以前より気になっていた「タンシチュー」の看板があるお店。
HPには「お箸でも切れる柔らかいタン」と大きく宣伝。
お腹ペコペコで狂暴になりつつある友人と私は、
とりあえず「タンシチュー」と、これもお店のオススメ「ハンバーグ」をチョイス。
コース仕立にしてもらって前菜4種(生ホタテ、かつお、スモークサーモン、穴子)盛り合わせから頂く。
見栄えはそれなりに美しく、それぞれのソース(ドレッシング?)には
ここまで市販のソースに近いお味にするのは大変なご苦労ではないかしら?と微妙に感心(?)
ご自慢の自家製パンは、まぁフツーに美味しいといったところ。かな?
おかげさまで私の周囲には、普通に普通以上の美味なるパンを焼いてくれる友人が多いもので
いつのまにやら舌が肥えてしまったのやもしれませぬわね。(贅沢
で、メインのタンシチューですが・・・
お箸でも切れる?・・・切れません。
シチューベースのデミソースは、ひと口めに「おぉ!」と感じる濃厚なオイリーの味わい。
そのあとに出たハンバーグは、先に濃厚なタンシチューを頂いたあとなのでビミョーなあっさり感。
とは言っても、食べ終わる頃には かなりの満腹感。
翌日まで続いたのは膨満感。

ココは、ワカモノ向けのお店よね。
この虚しさって・・・オトナにしかわからないわよね。。
オトナってツライわね。

2007年08月06日

レンコン畑

今年もJunkan農園の 蓮の花が咲き始めました。

Sちゃんから「咲き始めたよー」と連絡。
だけど今日はお昼近くに行ってしまったので・・・とーぜんながら花は蕾んでおりました。
花の数はまだすくなめ。
これからもっと咲いてくるかな。わくわく。

農園に着くと、S&Dの二人が畑で作業中。
私の車に気付いたふたり、とおくから手を振りながら笑ってる。
なんで笑ってんのさ。
「ゆみさん、匂いを嗅ぎつけてきたでしょ?」と、彼等の手には大きなスイカ!
夏の定番、スイカの収穫中だったようです。


帰り際、小さめのスイカを選んで「はい、おみやげっ!」と、くれた二人のツーショット♪

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2007年08月07日

続く炎天下

ドライ・トマト製作中。

あしがら農の会・まつもとさんのプチトマトです。
そのままでも甘くて美味しいトマトですが・・・干しトマトにすると甘味がぐんと増します。
これをクリームチーズと一緒に食べると、もう最高のおつまみ。

去年は、一日だけ干してから低温のオーブンで仕上げるという セミドライトマトにしてました。
が、
よく考えてみれば、せっかくの炎天下だもの。
いますぐ食べたい!ってことでもないので、お日様に じっくりと乾燥をお願いすることにしました。


1日目

2日目

7日目

うーん、お日様おみごと。
もとがプチトマトなので、ドライトマトになったら・・・ちっちゃ!!
だけど、お味見に一個つまんでみましたら、その ものすごい甘さにびっくりです。
ちょっとキミたち~、この干からびた物体のどこに こんな甘さが隠れてるの?と、問うてみた。
「ここよ~」と、聞こえたよーな聞こえなかったよーな・・・(聞こえちゃやばいっしょ>あたし)

これじゃ、あっといまになくなっちゃうね。(笑)

2007年08月08日

夏バテ中の賄い

こぶた畑のミンチが届いたので、久々に餃子を作る。


100個以上の餃子ができるので、冷凍庫の空間を確保しなきゃなりません。
空間確保のために取り出された海老は、解凍後 ぶつ切りにして餃子の餡に包みました。

海老を生のまま使ったせいか、もともとの海老の味か・・・
すごい濃い海老味で、予想以上に美味しく出来ちゃった。大満足。

で、餃子といえば、ビール。
ビール飲むなら、ご飯を炊くよりおつまみになる主食の方がいいなぁ。
と、焼きビーフン。

Junkan農園のパクチーは花が咲き始めたとのことで、残念ながらパクチー無しだったけど
青胡椒と、ナンプラーをどばっとかけるだけでも充分美味しかった。
これで夏バテ解消できそう♪

線香花火

夏には線香花火。

(ちなみに、今月のブログタイトル画像は 去年撮った線香花火。オリジナルよ。)

2007年08月09日

ラ・マティエール la MATIERE ランチ

お昼、Sちゃんからのメールがきた。
「chiruが小田原にきてるって!ランチしませんかー?」と。
chiruは、昨年4月、九州・大分に帰ってしまったムスメっこ。
大分にいるはずが、何の前触れもなく突然現われたと Sちゃんに言われ
何がなんだかよくわからないまま大急ぎで指定されたお店へ向かう私。

行ったお店は小田原城山にある、la MATIERE(ラ・マティエール)。
この場所、以前は 知人・M氏の奥さまが「カフェ・マ・メゾン」というお店をなさっていましたが、
そのカフェを閉めるということで、その後は M氏のお知り合いがレストランを開業なさるということを聞いていた。
そして そのレストランが開店してから、Junkan農園の野菜を使ってもらえることになったと
Sちゃんから嬉しい報告があったのが、何ヶ月前だろう・・・?
急遽決まったムスメ達とのランチ・タイムで、ようやく訪ねることができました。(^^)

グリンピースの冷製スープ(コンソメジュレ入り)

前菜・太刀魚のマリネ

上に乗っている大根を除けるとスライストマト・・・

そのトマトを除けると・・太刀魚が!

ぐるぐる巻き。
結構脂の乗った太刀魚だったけど、酸味のきいたソースでさっぱりと頂けました。

メイン料理

魚コースは、スズキのポワレ

上にのっているトマト、ナス、ズッキーニと、スズキの下の加茂ナスはJunkan農園産のものとか。^^


肉コースは、山ゆりポークのロースト


デザート

クランベリーケーキ・抹茶アイス添え

焼きプリンキャラメルソースアイス添え


メニューの名前はほとんど失念。
なんせ、久々に会ったムスメへの質問責めと食べるのに忙しく・・・。(笑)
それにしても、スープが とっても美味しくてお代わしたかった。。
ランチタイムは、スープ、前菜、メイン(魚or肉)、デザート、パン、コーヒーのコース(1800円)のみ?
こんどは、ゆっくりとお料理を楽しみにディナータイムに行きたいと思います。はい。

さて、
かしましいランチタイムを終えたあと、ムスメっこのchiruは青春18切符で岐阜へ向かうと申しておりました。
結局、どーゆー流れで小田原に降りたのかこれから何をしにどこへ向かうんだか・・・
わかったよーな、わからないよーな「?」をいっぱい残して去って行った台風ムスメ。
まったく、このコは いつもこんな調子なんだからっ。

chiruと別れて、Sちゃんとふたりで車に乗ったとたん
「ねー、さっきchiruが居たよーな気がしたけど、気のせいかな?」
「暑いから幻覚みたんじゃない?」
「・・・だね。」
「だよ。」

ということで、一件落着。

***
la MATIERE (ラ・マティエール)
小田原市城山4-1-11
0465-24-5512
水曜定休
LT:12:00― 14:30
DT:18:00― 21:00

2007年08月10日

港ヨコハマですっぽんぽん

こまっちゃクレズマ+おおたか静流のすっぽんぽんLIVEツァーが横浜に上陸。
小田原でお世話になった皆さまを 今度は客席から堪能させて頂こう!と行ってきました。

場所は、横浜ThumbsUp(サムズアップ)
会場へ行くと、小田原・大乗院ライブにいらして下さってた方々もみえていて場所を変えての再会。
こまっちゃに一度出会ってしまうと、ハマっちゃうんですよね。
覚悟してね。抜けられないから。ほっほっほ。


最初はおとなしくみてたけど、後半はステージ近いところへ移動。
やんややんやと大騒ぎ。酔ってるし。
お客として観るっていいよね~♪と、盛り上がるあたし達。
ライブ終了後は メンバーの皆様と、再会を祝してカンパイ!(打ち上げ状態?)
で、またもや盛り上がり、飲むわ食べるわ・・・・・・気付けば終電間近!
慌しくも「またねー!」と、一人一人にハグしてお別れ。

楽しかったなー。
嬉しかったなー。
夏の祭りを全部集めて ご褒美に貰ったみたいだ。
今年の夏は、すっぽんぽん一色ね(笑)。

2007年08月11日

小腹が空いたので...

とりあえず何か食べておこう。と、予定前の僅かな時間に駅界隈をそぞろ歩き。
何気にみたお店の看板、「フォアグラのコロッケ」とか書いてある。
ふーん。とか言いながら、看板から目が離せない。足も動かない。
看板の横の窓からお店の中がチラリと見えた時、中の人と目が合った。
・・・笑いながら会釈された。
看板に釘付けになってた姿を見られてたらしい。正面から。・・・よだれ出てたかも。
てことで、
もうここに入るっきゃないでしょ。と、入店。

次の予定まで1時間弱・・・てか、45分しかない!?
「とりあえずお腹に入れるものを・・・」と、メニューを受け取る。

前菜4種盛合せ(活〆平目のカルパッチョ、海老のムース、豚肉のテリーヌ、ラタトウイユ)

活〆平目のカルパッチョ

海老のムース


エスカルゴ


フランス産フォアグラのポワレ 柑橘ソース

表面カリッ!中はとろ~。略してカリトロ。
カリトロに加えて、塩胡椒の加減が絶妙でございます。

はぁ~。ひあはへ~。

飛び込みで入ったお店なのに高得点。
お店のお姉さんに「これで”とりあえず”なんですか?」と笑われたけど。。
美味しかったです!慌しくてすみません。また来ます!と、
厨房の皆さんに声をかけ、ばたばた店を後にしたあたし達。

はて、なにを笑われたんだろう・・・?

2007年08月12日

来訪者

仕事中、座敷でパタパタ音がする。
音の方を見ると、黒アゲハ蝶が畳の上を低空飛行中。
そのうち出て行くかなと、放っておいたら室内に干していた羽毛布団にとまって...止まった。

せっかく とまって止まったので、カメラを用意して近づくと、逃げない。
逃げない昆虫・・・阿蘇のトンボに次いでこれで2度目だ。
みんなこの暑さにおかしくなってるのかしらね。


で、また調子にのって接写してみました。

!:蝶々嫌いの方は、続きを読むのリンクは押さないでくださいね。)

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2007年08月13日

久々に相仙で

美味しいお刺身頂いてまいりました。(^o^)ノ


こんなメニューがあったとは・・・相仙のがんも。美味でした!


***
【相仙 】
小田原市国府津4-2-1(国府津駅前)
営業時間 ・ 11:30~13:30(ランチ) ・ 17:00~23:00
日曜休

2007年08月16日

猛暑お見舞い申し上げます

この数日の異常な暑さ。
普段は午前中寝ている私だけど、ここしばらくは朝9時頃に暑くて目が覚める。
萱葺きの我が家は、少しでも風があれば凌ぎやすい家なのですが、
無風になると、家の中にいても熱中症になりそう。
実際、屋外よりも屋内での熱中症に倒れる人が多いそうなので
こまめな水分と塩分の補給など、皆様もお気をつけになってくださいね。

だけど、どんなに暑くても やんなきゃいけないお仕事は目の前にあるわけで・・。
午前中は、首の後ろに冷えピタシートを貼って仕事。
午後になると、体内にこもった熱が発散できず・・・思考回路が緩慢になっていく。。
先日行った熊本の暑さを思い出しつつ、
あのミストサウナのような熊本に比べりゃまだまだ天国と、己に言い聞かせるも、暑いもんは暑い。
スコールのような夕立がきたら外に飛び出そうと期待してるけど、スコールにならない。
プールに行きたいなぁ。と、思うも・・・この暑さじゃプールも芋洗い状態かと想像しただけでうんざり。
うんざり、したところで「あ!」と思い立ちました。
別に私は泳ぎたいわけじゃないし、体温下げたいだけなんだから 行水でいいのよ。
そーだ、行水しよう!と、お風呂に水をはりまして、行水ならぬ水風呂に ぽちゃん。ぷかぷか。
指の先がシワシワになって、吐く息が冷たくなった頃に上がると
さっきまで文句言ってた外の暑さが「あったか~い」と有難く感じる程でございました。
暑くなったら水風呂。この夏はこれで乗り切りたいと思います。


もしや・・「行水」って、死語?

2007年08月18日

セミの一声

昨日までの猛暑が嘘のような涼しい一日。
涼しいのは嬉しいけど、この気温の変化は極端すぎてちとコワイ。
皆さま、お体の調子を崩されませんように。

夕方、車に乗ろうとしてふと見ると・・・
ドアの内側に・・・

セミがいた。
なんで車の中にセミがいる?と、昨日を振り返る。
最後に乗ったのは、昨夜 買い物に行った時で・・・
窓全開で走ってたから、その時に入ってきたとしか考えられない。
うーん。私は、全然気づかなかった。ごめんね。
しかしまぁ、何をどう間違って走行中の車に飛び込んできたんだか・・・。
せっかくのご縁なので、記念写真を撮ってあげました。

題して
「限りある生存日の貴重な時間を迷い込んだ車内で無駄に過ごしちゃったかもしれない珍しい蝉の顔」

ガラス越しとはいえ、目の前にカメラを接近させても動かないセミ。
もしかして死んじゃってるかも・・と、思い・・・おそるおそるドアを開け、ツンツン突付いてみましたら、
「み”っ!」
セミの一声残して、屋根の上まで飛んでっちゃった。

最近、こんなんばっかりだなぁ。。

それにしても、今日が涼しくてよかった。
昨日までの暑さだったら生きてなかったよね。^^;

夕間暮れ

夕方、N田圃の近くを通ったので稲の露を見てきました。


この時間の田圃に来たのは久しぶり。
気持ちよかった~。



蜘蛛がいっぱい糸を張ってたから、明日は雨かな?

2007年08月21日

まぐろのほほ肉

お夜食に頂きました。
まぐろのほほ肉ステーキ。

ほっほっほ。

2007年08月23日

秋の匂ひ

今朝の土砂降りはすごかった。。
雨の音に目が覚め、空けてた窓を閉めて・・・寝なおし。
涼しくて気持ちよかったせいか2度寝のお目覚めはお昼近く。
雨はすっかり止んで晴天に。
気温も上昇中。
だけど、
空気の匂いが変わってた。
秋の匂い。
毎年、この匂いに出会うと運動会を思い出す。
なんでだろ?最初の匂いだけが運動会。

2007年08月24日

魚広プレデビュー!?

知人のSさんに連れられて行った 憧れのお魚屋さん『魚広』。
このお店、食いしんぼうブロガーの皆様の間では超がつくほど有名店でございます。
ええ、もう この方なくては『魚広』の名もここまで広く周知されることはなかったのではないでしょうか?
ありがたや、ありがたや。

てことで、本日連れてって下さったSさんのおかげで、ハジメマシテのご挨拶。
湘南番外地さんで、これでもか!ってくらいに登場してた・・・すきみを購入して参りました。

どきどき。。


ごっくん。


もう・・・っ

感動っ!!!

2007年08月25日

魚広の刺身盛りデビュー♪

昨日の魚広さんの すきみにすっかりハマってしまった私。
こりゃもう 刺身盛りにいくっきゃないっしょ!?・・・と、お願いに行きました。
まぐろも好きだけど地物とか青魚とか貝類も~なんて好みを申しておりましたら
「わかった。色々ちょっとずつ入れればいいんだな?」と、おじさん。
はい。
仰るとーりでございまふ。よろぴく。

そして、お願いしていた時間に受け取りに行くと
「ちょっと待ってね~!」と、忙しそうなおじさん&おばさん。
今日は土曜日ということもあって、お刺身の予約が いっぱいなのだとか。
私が待ってるあいだにも、次々予約の電話が入っておりましたよ。すごいなぁ。
んで、
「はい!お待たせ~っ!」と、刺身盛りのお皿ごと氷といっしょに発泡スチロール箱に入れてくれる。
こんなに忙しいのに、何から何までサービスが行き届いてて感動しちゃった私。
気配り上手でとっても優しいおばさんと、一見 コワオモテだけど笑顔がキュートなおじさん♪
魚広さんの人気が高いのって、お刺身はもちろんだけど このお二人の人柄によるところも大きい気がしました。
嬉しい出会いです。^^


では・・・
まいりますわよ。


本まぐろ、まぐろ、すきみ、かんぱち、しまあじ、ヒラメ、イカ、ウニ、サザエ、蒸アワビ。


あぁ、
なんて贅沢な。。。
はあはへ。

だけどね、尾だ鞠亭はこの先が長いのよね。。

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2007年08月27日

関西一日目:大阪で鶏料理

本日より 関西出張。
関西での複数の案件を紹介して頂きましたので、一度の出張にて全ての打合せ。
名づけて関西プロジェクト。(ふつーですみません)
一日目、お昼過ぎに京都入りしてから今回の仕事の担当者でもある友人と共に大阪へ。
それにしても・・・暑い。
京都の蒸暑さは覚悟していたものの 移動先の大阪も負けずに暑かった。。
やっぱり今年は何処も異常だわ。

夜8時近くに 大阪での仕事を終えたあと、
クライアント先の社長T氏が美味しい鶏料理の店へ連れて行ってくださいました。
自分がどこにいるのかよく把握できておりませんでしたが、心斎橋だったよーです。^^;


『たじま地鶏の店かわぐち』

鶏のお造り盛り合わせ。

肝刺し(白肝?)が ひたすら甘くて濃厚!この後味に感じる至福感といったら もう あーた。。
しょっぱなから これですもん。おそるべし大阪。さすが食いだおれ。


じゅんさいとろろ
じゅんさいが浮かぶ冷たいスープの下の方に、すりおろしの とろろ!
あのスープの出汁はなんだったのだろう・・・?とても上品な お味でした。
とろとろのじゅんさいと一緒に、とろろをずるるっと・・・。絶品です!

こちらは地鶏屋さんなので、当然 焼きとりがメインでもあるわけでして・・・
それ以外にも、「ズリ(砂肝)のえんがわ炙り」とかも頂いたわけですが・・・
どれもこれも本当に美味しくて、お腹一杯になるまで頂いてしまいました。
すみません。
食べるのに夢中で・・・否、T氏のお話しに夢中で写真撮ってるばやいではありませんでした。
初対面の方との会食中 こんだけ撮ってて何を言う?と、セルフ突っ込み。はい。
どれもこれも大変おいしゅうございました。

さいごに、T氏お薦めのお茶漬け。

こちらのお茶漬け、お出汁の塩分が程好い薄さで嬉しくなりました。


話に夢中になってたら、京都へ戻る電車の終電間近!
大阪から京都のホテルへ戻ったのは午前一時近く。
酔っ払ってたし、疲れてたし・・で、バタン!と寝られるかと思いきや、
効きすぎる冷房に堪えきれず、バスタブに熱~いお湯をはって体を温めて・・・
お部屋の冷房オフにして就寝。
ドアの隙間から入ってくる館内冷房だけで充分涼しかった。


***

たじま地鶏の店 かわぐち
大阪市中央区東心斎橋1-19-11 ピテカントロプスビル1F
06-6244-9489

2007年08月28日

関西2日目:京都でランチ

昼一からの仕事を前に、友人とランチへいくことに。
友人が予約を入れてくれたお店情報が携帯に届いたので、散策していた錦市場から てくてく歩き始める。
あまりの蒸し暑さに途中、歩いてることを後悔するも・・・
知らない町って、歩いてる裏通りに楽しい発見あったりするし。と、歩行再開。
私の足は、外反母趾の古傷に偏平足と・・・歩くには不向きな足なれど、なぜかサクサク歩きたがる足。
これはシューフィッターでもある友人の手による靴調整のおかげ。
体力が追いつかない程、足だけは元気!これって、数ヶ月前までの私には考えられない現象なのだ。
(このことについては、また後日書きますね~。)

さて、ようやくたどりついた目的の交差点、寺町丸太町。
道向こうに見える町屋が指定されたお店『マダム紅蘭』のようです。

こちらでは、京野菜を使ったオリジナル中華をいただけるとか。。
有名人の御贔屓さんも多いということで、人気上昇中のお店らしく・・・
最近は予約がとれにくくなったのだそうです。(友人談)

私は、友人よりも一足先に到着。
玄関を入ると、あら・・本当に普通のお家なのね。って、知り合いの家に来たという感じ。
通されたのは、玄関脇の6畳ほどのお部屋でした。
他に何部屋あるのかは不明でしたが、一部屋の中に入るのは、三組くらいかな?

私が到着した直後に友人も合流。
さっそく、お昼のミニ懐石が運ばれてきました。

蒸し豚スライスの生春巻

蒸し暑い中を歩いてきた私にとって、最初のこの一皿は実にさっぱりと美味しく感られました。
「君は蒸されて食べられちゃうんだね・・・」と、具になってる豚さんに語りかけてパクッ。


加茂茄子とイカのピリ辛炒め

さっぱりのあとに、ピリ辛!
ヒーヒー言いながら食べたけど、あとをひかない辛味。潔いサッパリ感です。


丹波地鶏の唐揚げ

これ、外側はカリッと揚がってて、中はジューシィ。
特別な隠し味のない正統派!?なのにとっても美味しい!懐かしい味。


やわらか豆腐の明太子あんかけ

きくらげのたくさん入ってるお豆腐は、すり身団子にも近い感じでフワフワ。
明太子あんが、予想外のクリーミィさで めちゃうまっ!最後のさいごまで舐めるように頂きました。(笑)


特製焼売

あとからメニューを見て、特製焼売との文字に「なにが特製だったの?」と思いましたが・・・
特別な自家製ということなのでしょうね、たぶん。
豚肉もこもこ美味しかったです。←あ、これか・・?>特製


蒸し鶏のゴマダレ冷麺

冷麺を普段ほとんど食べない私なので、そんな奴は冷麺を語るなかれ!と言われそうですが、・・・ほっとけ。
シコシコヒンヤリ麺に、このゴマダレがぴったり!トロトロなゴマの濃厚さに さり気なく酸味が効いてて
「やっだぁ~!冷麺って美味しいものだったのねぇ~!」と感嘆の声をあげた私でございます。


体にやさしい仙草ゼリー

うん。
ほんとに やさしいお味でした。甘味は羅漢果糖かな?と想像。


こちらは、オプション・デザート。
松次郎のはちみつ最中アイス(抹茶)

「水谷松次郎養蜂園のはちみつローヤルゼリー入りアイスクリームです。
最中にのせてお召し上がりください。」と、メニューにありました。
バニラ、抹茶、黒ごま、きなこ、チョコの中からお好みをチョイス。

友人の頼んだ黒ごまと一緒に。

パリパリ香ばしい最中。
アイスクリームは、はちみつの独特な甘味を残しながらもそれぞれのフレーバーを邪魔してません。
ハー○ンダッツアイスの濃厚さを緩和した上品版みたい・・・といえばわかるかな?
いや、べつに○ーゲンダッツが下品といってるわけじゃなくてね。私、好きですから。ハーゲンダッ○。^^;

松次郎さん、ググったら ありましたよ オンラインショップ。
水谷養蜂園はちみつ最中アイス


お部屋のあちこちに、
この町屋の天井や柱についての解説や注意書きの紙が貼られてて面白かったです。


***

マダム紅蘭

京都市中京区寺町丸太町東入ル北側
℡ 075-212-8090

ランチ 11:30~14:00(LO)
ディナー 17:00~21:00(LO)
月曜定休

アクセス
・地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車徒歩10分
・市バス「河原町丸太町」下車徒歩2分

関西2日目:京都でおばんざい

午後、みっちりと打合せをして 終わる頃には頭がウニ状態。
複数案件をまとめて済ませようなんて無謀だったかも・・・?と、ちと頭を過ぎるも、過ぎっただけ。
「では、よろしく。お疲れ様でした!」と、仕事が終わったとたんに「さて、どこへ行く?」と友人。(笑)

夜7時半過ぎ。
外に出ると、皆既月食は・・・雲に隠れて見えなかった。
残念だねー!と言いながら、二人で見上げる空には切れぎれの雲がゆっくり動いてた。

さて!と、友人が以前にも連れて行ってくれたお店へ。の つもりが、
お店に 電話を入れてみると 残念なことに定休日。
で、予定変更。
疲れもたまってることだし、きょうは体に優しいもの頂きましょ。と・・・

京野菜料理のお店『まんざら』へ。

自家製竹筒豆腐

おばんざい5種盛り(南瓜煮、豆腐よう、茄子煮、おから炊き、ハモ豆腐)

海老とれんこんとアボカドの白和えサラダ

ハモの天ぷら

大根もち豚角煮あんかけ(酔っ払って写真撮り忘れたみたい)

メニューにあった「あぶり鯖すし」、売り切れだったのが心残り。^^;

お酒は、「紅芋焼酎要助」
こちらの店長の地元山口より直送だそうです。
まろやかで芋っぽくない芋焼酎でした。

しばらくぶりに会った友人。
仕事モードから切り替え、やっとプライベートな話ができた この夜。
いろんな話、いっぱいお喋りしてたらあっというまに閉店時間。
外に出ると、さっきまでの曇り空はどこかへやら・・・空には満月が煌々と輝いてた。

私が自分のHPを作ってから今年で満10年。
その時の掲示板に、最初の書込みをしてくれたのが彼女だった。
実際に逢ったのは、それから数年後。
お互いのことは殆んど知らなかったと言っても過言ではないけど、初対面の違和感は何もなかった。
それ以来、お互いの地を訪ね合うようになって・・・
今ではすっかり、私になくてはならないご意見番 ソウルメイト。

満月の光を浴びながら、京都最後の夜をそぞろ歩く酔っ払いオンナふたり。
この日、この時間、ここにいられたことに感謝しながら次の再会を約束。
あ、いやでも会うんだけどね・・関西プロジェクトの大事な相方だし。覚悟してね。(笑)

ごちそうさまでした!
楽しかった♪

2007年08月29日

関西最終日 1:三光堂

私の京都土産の定番といえば、生八橋か甘泉堂の栗むし羊羹、もしくは京漬物のすぐき漬。
だけど今回は、
「京都に”松寿千年翠”って素晴らしく上品な味のクッキーがあるよ」と &oさんに教えて頂きまして、
そのお店情報を頼りに、ホテルか駅の近辺に買えるお店がないか訊ねてみようと直接電話してみました。

「はい、三光堂です」と電話に出た男性に、
その旨を伝えると「いまウチは、どこにも出してないんですわ。」とのこと。
― それなら、直接お店に伺いたいので場所を教えて頂けますか?と現在地を伝えると
「そこからなら205系統のバスに乗ってもろうて北大路堀川で降りて北側に歩いて・・・」とすぐに説明。
しかし、私が電話していた場所が、河原町三条という繁華街の路上だった為に、
車の騒音で声が聞き取りにくい。何度も聞き返しながら、バス路線と停留所の名前を書き留めてると
「せやけど、もう閉店なんで御遣いもんは一つしか・・・・・」って声が騒音に掻き消される。
は?閉店て?え?まだ午前中よね。。
聞き直そうしたところに、205系統のバスがやってきた。
ちょうどバス停のベンチに座ってメモしてた私。
― あ!いま205のバスが来たから乗ります!バス停に着いたらまた電話します!
と、バスに飛び乗った。
15分程バスに揺られ、指示されたバス停を確認して降りる。
『なんだか見覚えのある町並みだわねぇ・・・』とキョロ キョロ しながら、再度お店へ電話。
そこから約10分間、携帯片手に道順を聞きながら てくてく歩く。
荷物が重たい。暑い。蒸し暑い。ぜぃぜぃ。もうだめかも。
と、思ったところで、ようやくお店の看板が見えました。

店内に入ると、小さなケーキ屋さんみたいなショーケースがあってクッキーの箱が並んで・・・ない。
歯抜け状態のショーケースに、これから並べるのかな?と思うも・・・
なんかちょっと違和感のある空気に佇んでいると、奥から「疲れはったでしょう?」と男性が現われる。
今のいままで道案内をしてくれてた人の声だ!とすぐにわかって、お礼を述べる。
んで、
先ほど聞こえなかった「閉店」のことを訊ねると、
「ええ、2日後に店を閉めるんです。商売やめるんですよ。」と・・・
だからもう新しいクッキーは焼いてなくて、店頭に並んでるものだけでおしまいと言われる。
私が買いに行った”松寿千年翠”
「皆さん、これをよう買いに来てくれましたけど、これがほんまに最後の千年翠ですわ。どうぞ。」と
お遣物用の箱入りが一つと、家庭用の小さな袋入りが二つ、目の前に出されました。
最後と言われて、なんだか私までもがしんみりした気持ちになってしまいました。
ただ、かる~く お土産買うつもりでいただけなのに、まさかこんなシーンに出会うとは夢にも思わなかった。
― 初めて伺った私が、これを・・最後の貴重なものを買ってしまって良いんでしょうか?と、言うと
「わざわざ、これを買いに来てくれはったんじゃありませんか。これもご縁です。」と笑顔で応えられ・・・
じ~ん。
― ありがとうございます、頂いていきます。
「おおきに。」
外まで見送って下さり、お互いに深々とお辞儀をして別れる。


三光堂”松寿千年翠”

松とめでたさは日本人の心の象徴です。その松のめでたさと、不老長寿の願いをこめて、松葉を形取ってつくったクッキーで、名づけて「松寿千年翠」であります。薄だねを流し、上面に未さらし粉にごまをすりこみ、二重焼になったこの京菓子には上下二段の味がこまやかにからみ合い、さらりとほぐれのよい和風クッキーの逸品です。 ― 栞より

松寿千年翠から始まったという三光堂四十八年の歴史。
偶然とはいえ、私がその最後の松寿千年翠に出会ってしまった訳ですね。

大切にいただきます。

関西最終日 2:大徳寺いちま

三光堂を出て、来た方向と逆の南側を見ると、100m.程先に こんもりとした杜が見える。
あれ?もしや、あれは・・・大徳寺 !?
てくてく、ずんずん歩いて杜に近づく。その杜を東回りに南下すると 見覚えのある道に出た。
そうそう。私の嗅覚が「ここよ!この道よ!」と訴える。
うん、もうしばらく行くと・・・あのお店が あるはず。
あった!「大徳寺 いちま」お寿司屋さんでございます。

こちらは4年前の冬、これまた &oさんに教えてもらって訪れた場所なのでした。
しかし、その時は・・・
「美味しいお寿司屋さんを教えてもらったの~♪一緒に行こっ♪」と、
京都に嫁入りした同級生・SAKIをわざわざ呼び出して行ったとゆーのに、お休みだったのよ。。
それも定休日とかじゃなくて、臨時休業だったのよ。
お店の前で、しばしぼーぜんとなった女二人。
気をとりなおして、せっかく来たんだから目の前の大徳寺を散策しよう。と、
山門をくぐるも・・名立たるお寺が 年末掃除の為とかで揃って休観中。
がるぅぅぅ・・・・・!と、お腹空かせて狂暴になりつつあった私を いち早く察知したSAKI、
さっさとタクシー拾って私を押し込み、四条河原町の中華料理店へ向かったのでした。
こちらの名前は失念しましたが、フカヒレの煮込みが美味しかった。
そのおかげで機嫌が直ったらしい私。持つべきものは友達よね。ほっほっほ。

閑話休題。

さて、きょうは開いているのかしら?と、「いちま」の前に立つ。
開いてます。のれんが出ております。

リベンジ、いっちゃう?ちょうど お昼だし。
だけど・・・
う~!
お昼に行きたかったお店を諦める?あそこのランチ・タイムは2時までよ。
う~!
だけど、ここでいかなきゃ女じゃないわよねっ!
と、
4年前の悔いを果たすべく、のれんをくぐった私なのでございました。。
だって、だって、
&oさんとこのブログに出てた「大徳寺いちま」の記事を読んだとき悶絶してしまった私ですもの。
今日を逃したら、あの記事見るたびに 地団駄踏みそうだもの。

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関西最終日 3:丸太町東洋亭

京都といえば・・・・・オムライス。
これって、ほんと?
私が京都に来ていると知った オムライスフェチ(?)のJより そのような情報が入ったのでございます。
「や~ね、アンタ知らなかったの?何年京都に通ってんのよっ!」
初耳だわよ。
「んじゃ、アタシが良いオミセ教えてあげるから食ってらっしゃい!」
ってことで、携帯にお店情報メールが届いた。

はい。本日のお目当てランチとは実はオムライスだったんです。
大徳寺いちまで予定外の美味しい手鞠寿司を頂いたあと、北大路通りからバスで丸太町へ。
住所だけを頼りに目指すランチのお店は、『丸太町東洋亭』。
朝、ホテルをチェックアウトするとき ホテルの人に訊いておいた最寄のバス停で降りる。
だけど、この時点で時間は1時50分・・・。J情報によるランチタイムは2時まで。
お店を探してたら間に合わないよなぁ・・・と、半分諦めつつ、
さて、誰かに訊ねてみようか。と歩き始めると
「ん・・・?」
いま 左手に通り過ぎた店が、目の端から何気にオーラを放ってたよーな気がして、そのまま数歩後ずさり。
そこには、2階建ての大きくはないけれども重厚感のある洋風建物が。。
壁にかかっている看板には『丸太町東洋亭』と、目指すお店の名前!

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関西番外編:錦市場

京都の台所、錦市場。
説明不要?







おまけ

なにげに・・・看板。

おうちで京都ごはん

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