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久々の尾だ鞠亭でございます。
2014年が明けまして二日となりました。
肥後の国生まれの女としましては、やはり、
これを食べなければお正月気分には浸れません。
まずは、からし蓮根
故郷・熊本では4百余年の歴史をもつ郷土食です。
もともとは、病弱だった藩主・細川忠利の滋養強壮の為に献上されたもの。
輪切りになった蓮根の断面が、細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから
門外不出の料理となっていたため、製法が一般に伝えられたのは明治以降。
そんな事とはつゆ知らず、中のからし味噌を
ほじほじと抜いて食べてた幼少時代が懐かしうございます(笑)
町角のお惣菜屋さんでは、
売り物にならないような細い蓮根も からし蓮根にして売ってたので
小学校帰りによく 揚げたてのアツアツを買い食いしてました。
ほくほくしてて、焼き芋よりも断然コッチが好きだった私です。
こんどは自分で作ってみたいなー。
そして、メインはもちろん馬刺し!
いつも親友Yのおかげで、馬肉問屋さんから直送してもらえる逸品。
私はいつも「赤身オンリー」でお願いしているのだけど、なぜか毎回刺し入りも混じる。
少量だから良いんですけどね。
なんといっても馬刺しの醍醐味は赤身です!(きっぱり)
年に数回しか会わない母子でも、お正月ぐらいは会いますよ。一応ね(笑)
だって、馬刺しを食べなきゃ年が明けないとお互い信じてますから。
前夜の真夜中、息子とのメールのやりとり。
私「馬刺しあるけど、いつ来るのー?」
息子『来週になるかなぁ...?』
私「冷凍だから来週でもいいけど、減ったらごめんねー」
息子『減るのは、いけない!明日行く!!』
分かりやすい。
分かりやす過ぎる。
てか、
ある意味、正しい。