CATEGORY 【美味景色】
2007年08月28日
関西2日目:京都でおばんざい
午後、みっちりと打合せをして 終わる頃には頭がウニ状態。
複数案件をまとめて済ませようなんて無謀だったかも・・・?と、ちと頭を過ぎるも、過ぎっただけ。
「では、よろしく。お疲れ様でした!」と、仕事が終わったとたんに「さて、どこへ行く?」と友人。(笑)
夜7時半過ぎ。
外に出ると、皆既月食は・・・雲に隠れて見えなかった。
残念だねー!と言いながら、二人で見上げる空には切れぎれの雲がゆっくり動いてた。
さて!と、友人が以前にも連れて行ってくれたお店へ。の つもりが、
お店に 電話を入れてみると 残念なことに定休日。
で、予定変更。
疲れもたまってることだし、きょうは体に優しいもの頂きましょ。と・・・
京野菜料理のお店『まんざら』へ。
おばんざい5種盛り(南瓜煮、豆腐よう、茄子煮、おから炊き、ハモ豆腐)
大根もち豚角煮あんかけ(酔っ払って写真撮り忘れたみたい)
メニューにあった「あぶり鯖すし」、売り切れだったのが心残り。^^;
お酒は、「紅芋焼酎要助」
こちらの店長の地元山口より直送だそうです。
まろやかで芋っぽくない芋焼酎でした。
しばらくぶりに会った友人。
仕事モードから切り替え、やっとプライベートな話ができた この夜。
いろんな話、いっぱいお喋りしてたらあっというまに閉店時間。
外に出ると、さっきまでの曇り空はどこかへやら・・・空には満月が煌々と輝いてた。
私が自分のHPを作ってから今年で満10年。
その時の掲示板に、最初の書込みをしてくれたのが彼女だった。
実際に逢ったのは、それから数年後。
お互いのことは殆んど知らなかったと言っても過言ではないけど、初対面の違和感は何もなかった。
それ以来、お互いの地を訪ね合うようになって・・・
今ではすっかり、私になくてはならないご意見番 ソウルメイト。
満月の光を浴びながら、京都最後の夜をそぞろ歩く酔っ払いオンナふたり。
この日、この時間、ここにいられたことに感謝しながら次の再会を約束。
あ、いやでも会うんだけどね・・関西プロジェクトの大事な相方だし。覚悟してね。(笑)
ごちそうさまでした!
楽しかった♪
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関西2日目:京都でランチ
昼一からの仕事を前に、友人とランチへいくことに。
友人が予約を入れてくれたお店情報が携帯に届いたので、散策していた錦市場から てくてく歩き始める。
あまりの蒸し暑さに途中、歩いてることを後悔するも・・・
知らない町って、歩いてる裏通りに楽しい発見あったりするし。と、歩行再開。
私の足は、外反母趾の古傷に偏平足と・・・歩くには不向きな足なれど、なぜかサクサク歩きたがる足。
これはシューフィッターでもある友人の手による靴調整のおかげ。
体力が追いつかない程、足だけは元気!これって、数ヶ月前までの私には考えられない現象なのだ。
(このことについては、また後日書きますね~。)
さて、ようやくたどりついた目的の交差点、寺町丸太町。
道向こうに見える町屋が指定されたお店『マダム紅蘭』のようです。
こちらでは、京野菜を使ったオリジナル中華をいただけるとか。。
有名人の御贔屓さんも多いということで、人気上昇中のお店らしく・・・
最近は予約がとれにくくなったのだそうです。(友人談)
私は、友人よりも一足先に到着。
玄関を入ると、あら・・本当に普通のお家なのね。って、知り合いの家に来たという感じ。
通されたのは、玄関脇の6畳ほどのお部屋でした。
他に何部屋あるのかは不明でしたが、一部屋の中に入るのは、三組くらいかな?
私が到着した直後に友人も合流。
さっそく、お昼のミニ懐石が運ばれてきました。
蒸し豚スライスの生春巻
蒸し暑い中を歩いてきた私にとって、最初のこの一皿は実にさっぱりと美味しく感られました。
「君は蒸されて食べられちゃうんだね・・・」と、具になってる豚さんに語りかけてパクッ。
加茂茄子とイカのピリ辛炒め
さっぱりのあとに、ピリ辛!
ヒーヒー言いながら食べたけど、あとをひかない辛味。潔いサッパリ感です。
丹波地鶏の唐揚げ
これ、外側はカリッと揚がってて、中はジューシィ。
特別な隠し味のない正統派!?なのにとっても美味しい!懐かしい味。
やわらか豆腐の明太子あんかけ
きくらげのたくさん入ってるお豆腐は、すり身団子にも近い感じでフワフワ。
明太子あんが、予想外のクリーミィさで めちゃうまっ!最後のさいごまで舐めるように頂きました。(笑)
特製焼売
あとからメニューを見て、特製焼売との文字に「なにが特製だったの?」と思いましたが・・・
特別な自家製ということなのでしょうね、たぶん。
豚肉もこもこ美味しかったです。←あ、これか・・?>特製
蒸し鶏のゴマダレ冷麺
冷麺を普段ほとんど食べない私なので、そんな奴は冷麺を語るなかれ!と言われそうですが、・・・ほっとけ。
シコシコヒンヤリ麺に、このゴマダレがぴったり!トロトロなゴマの濃厚さに さり気なく酸味が効いてて
「やっだぁ~!冷麺って美味しいものだったのねぇ~!」と感嘆の声をあげた私でございます。
体にやさしい仙草ゼリー
うん。
ほんとに やさしいお味でした。甘味は羅漢果糖かな?と想像。
こちらは、オプション・デザート。
松次郎のはちみつ最中アイス(抹茶)
「水谷松次郎養蜂園のはちみつローヤルゼリー入りアイスクリームです。
最中にのせてお召し上がりください。」と、メニューにありました。
バニラ、抹茶、黒ごま、きなこ、チョコの中からお好みをチョイス。
パリパリ香ばしい最中。
アイスクリームは、はちみつの独特な甘味を残しながらもそれぞれのフレーバーを邪魔してません。
ハー○ンダッツアイスの濃厚さを緩和した上品版みたい・・・といえばわかるかな?
いや、べつに○ーゲンダッツが下品といってるわけじゃなくてね。私、好きですから。ハーゲンダッ○。^^;
松次郎さん、ググったら ありましたよ オンラインショップ。
水谷養蜂園 の はちみつ最中アイス
お部屋のあちこちに、
この町屋の天井や柱についての解説や注意書きの紙が貼られてて面白かったです。
***
マダム紅蘭
京都市中京区寺町丸太町東入ル北側
℡ 075-212-8090
ランチ 11:30~14:00(LO)
ディナー 17:00~21:00(LO)
月曜定休
アクセス
・地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車徒歩10分
・市バス「河原町丸太町」下車徒歩2分
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2007年08月27日
関西一日目:大阪で鶏料理
本日より 関西出張。
関西での複数の案件を紹介して頂きましたので、一度の出張にて全ての打合せ。
名づけて関西プロジェクト。(ふつーですみません)
一日目、お昼過ぎに京都入りしてから今回の仕事の担当者でもある友人と共に大阪へ。
それにしても・・・暑い。
京都の蒸暑さは覚悟していたものの 移動先の大阪も負けずに暑かった。。
やっぱり今年は何処も異常だわ。
夜8時近くに 大阪での仕事を終えたあと、
クライアント先の社長T氏が美味しい鶏料理の店へ連れて行ってくださいました。
自分がどこにいるのかよく把握できておりませんでしたが、心斎橋だったよーです。^^;
『たじま地鶏の店かわぐち』
鶏のお造り盛り合わせ。
肝刺し(白肝?)が ひたすら甘くて濃厚!この後味に感じる至福感といったら もう あーた。。
しょっぱなから これですもん。おそるべし大阪。さすが食いだおれ。
じゅんさいとろろ
じゅんさいが浮かぶ冷たいスープの下の方に、すりおろしの とろろ!
あのスープの出汁はなんだったのだろう・・・?とても上品な お味でした。
とろとろのじゅんさいと一緒に、とろろをずるるっと・・・。絶品です!
こちらは地鶏屋さんなので、当然 焼きとりがメインでもあるわけでして・・・
それ以外にも、「ズリ(砂肝)のえんがわ炙り」とかも頂いたわけですが・・・
どれもこれも本当に美味しくて、お腹一杯になるまで頂いてしまいました。
すみません。
食べるのに夢中で・・・否、T氏のお話しに夢中で写真撮ってるばやいではありませんでした。
初対面の方との会食中 こんだけ撮ってて何を言う?と、セルフ突っ込み。はい。
どれもこれも大変おいしゅうございました。
さいごに、T氏お薦めのお茶漬け。
こちらのお茶漬け、お出汁の塩分が程好い薄さで嬉しくなりました。
話に夢中になってたら、京都へ戻る電車の終電間近!
大阪から京都のホテルへ戻ったのは午前一時近く。
酔っ払ってたし、疲れてたし・・で、バタン!と寝られるかと思いきや、
効きすぎる冷房に堪えきれず、バスタブに熱~いお湯をはって体を温めて・・・
お部屋の冷房オフにして就寝。
ドアの隙間から入ってくる館内冷房だけで充分涼しかった。
***
たじま地鶏の店 かわぐち
大阪市中央区東心斎橋1-19-11 ピテカントロプスビル1F
06-6244-9489
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2007年08月13日
久々に相仙で
美味しいお刺身頂いてまいりました。(^o^)ノ
***
【相仙 】
小田原市国府津4-2-1(国府津駅前)
営業時間 ・ 11:30~13:30(ランチ) ・ 17:00~23:00
日曜休
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2007年08月11日
小腹が空いたので...
とりあえず何か食べておこう。と、予定前の僅かな時間に駅界隈をそぞろ歩き。
何気にみたお店の看板、「フォアグラのコロッケ」とか書いてある。
ふーん。とか言いながら、看板から目が離せない。足も動かない。
看板の横の窓からお店の中がチラリと見えた時、中の人と目が合った。
・・・笑いながら会釈された。
看板に釘付けになってた姿を見られてたらしい。正面から。・・・よだれ出てたかも。
てことで、
もうここに入るっきゃないでしょ。と、入店。
次の予定まで1時間弱・・・てか、45分しかない!?
「とりあえずお腹に入れるものを・・・」と、メニューを受け取る。
前菜4種盛合せ(活〆平目のカルパッチョ、海老のムース、豚肉のテリーヌ、ラタトウイユ)
表面カリッ!中はとろ~。略してカリトロ。
カリトロに加えて、塩胡椒の加減が絶妙でございます。
はぁ~。ひあはへ~。
飛び込みで入ったお店なのに高得点。
お店のお姉さんに「これで”とりあえず”なんですか?」と笑われたけど。。
美味しかったです!慌しくてすみません。また来ます!と、
厨房の皆さんに声をかけ、ばたばた店を後にしたあたし達。
はて、なにを笑われたんだろう・・・?
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2007年08月09日
ラ・マティエール la MATIERE ランチ
お昼、Sちゃんからのメールがきた。
「chiruが小田原にきてるって!ランチしませんかー?」と。
chiruは、昨年4月、九州・大分に帰ってしまったムスメっこ。
大分にいるはずが、何の前触れもなく突然現われたと Sちゃんに言われ
何がなんだかよくわからないまま大急ぎで指定されたお店へ向かう私。
行ったお店は小田原城山にある、la MATIERE(ラ・マティエール)。
この場所、以前は 知人・M氏の奥さまが「カフェ・マ・メゾン」というお店をなさっていましたが、
そのカフェを閉めるということで、その後は M氏のお知り合いがレストランを開業なさるということを聞いていた。
そして そのレストランが開店してから、Junkan農園の野菜を使ってもらえることになったと
Sちゃんから嬉しい報告があったのが、何ヶ月前だろう・・・?
急遽決まったムスメ達とのランチ・タイムで、ようやく訪ねることができました。(^^)
ぐるぐる巻き。
結構脂の乗った太刀魚だったけど、酸味のきいたソースでさっぱりと頂けました。
メイン料理
上にのっているトマト、ナス、ズッキーニと、スズキの下の加茂ナスはJunkan農園産のものとか。^^
肉コースは、山ゆりポークのロースト
デザート
メニューの名前はほとんど失念。
なんせ、久々に会ったムスメへの質問責めと食べるのに忙しく・・・。(笑)
それにしても、スープが とっても美味しくてお代わしたかった。。
ランチタイムは、スープ、前菜、メイン(魚or肉)、デザート、パン、コーヒーのコース(1800円)のみ?
こんどは、ゆっくりとお料理を楽しみにディナータイムに行きたいと思います。はい。
さて、
かしましいランチタイムを終えたあと、ムスメっこのchiruは青春18切符で岐阜へ向かうと申しておりました。
結局、どーゆー流れで小田原に降りたのかこれから何をしにどこへ向かうんだか・・・
わかったよーな、わからないよーな「?」をいっぱい残して去って行った台風ムスメ。
まったく、このコは いつもこんな調子なんだからっ。
chiruと別れて、Sちゃんとふたりで車に乗ったとたん
「ねー、さっきchiruが居たよーな気がしたけど、気のせいかな?」
「暑いから幻覚みたんじゃない?」
「・・・だね。」
「だよ。」
ということで、一件落着。
***
la MATIERE (ラ・マティエール)
小田原市城山4-1-11
0465-24-5512
水曜定休
LT:12:00― 14:30
DT:18:00― 21:00
投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00
2007年08月07日
続く炎天下
ドライ・トマト製作中。
あしがら農の会・まつもとさんのプチトマトです。
そのままでも甘くて美味しいトマトですが・・・干しトマトにすると甘味がぐんと増します。
これをクリームチーズと一緒に食べると、もう最高のおつまみ。
去年は、一日だけ干してから低温のオーブンで仕上げるという セミドライトマトにしてました。
が、
よく考えてみれば、せっかくの炎天下だもの。
いますぐ食べたい!ってことでもないので、お日様に じっくりと乾燥をお願いすることにしました。
うーん、お日様おみごと。
もとがプチトマトなので、ドライトマトになったら・・・ちっちゃ!!
だけど、お味見に一個つまんでみましたら、その ものすごい甘さにびっくりです。
ちょっとキミたち~、この干からびた物体のどこに こんな甘さが隠れてるの?と、問うてみた。
「ここよ~」と、聞こえたよーな聞こえなかったよーな・・・(聞こえちゃやばいっしょ>あたし)
これじゃ、あっといまになくなっちゃうね。(笑)
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2007年07月30日
モツ焼き
こぶた畑の白モツが届いたという知人宅で、モツ焼きをごちそうになりました。
いつもモツ類ではレバーしか頼まない私なので、こぶた畑の白モツは初めて。
材料は、モツ鍋と同じくキャベツとニラ。
ホットプレートに、ラード、モツ、野菜を入れて炒めるだけという超カンタン料理。
焼きあがった具を 九州のモツ屋さんからお取り寄せしてるという 辛味タレにつけて頂きました。
驚くことに このモツ、ほとんど臭みがありません。
モツ脂のコクはあるのにさっぱりしていて、いくらでも食べられます。
こぶた畑のモツが こんなに美味しいなんて知らなかった私。。
これからは、モツも頼もう!と心に決めたのでございました。
モツを タレに漬け込んで・・・炭火で焼いて~、アツアツ はふはふ。
あぁ・・妄想だけで・・・じゅる。
(注: 通常、こぶた畑の白モツは茹でモツです。)
この日、同席した方が持参された山葡萄酒。
まるで貴腐ワインのような芳醇な甘味と酸味に びっくり。
貴重なもの頂けて、ラッキー♪でした。
投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 21:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月29日
帰る早々
空港から自宅へ直帰するにはお腹が空きすぎ。(冷蔵庫は空っぽ)
なので 夕飯のために電車を乗り越し、小田原で友人と待ち合わせる。
さて、どこへ行こうか?と提案された中に「森羅」アリ。
そうだ!森羅へ行こう!
毎年、夏がくると思い出す「ハモのサクサク揚げ」。わーい♪今年も食べよっ♪
お店に着くとなにやら賑やかな雰囲気。
私らの直前に入店した おぢさまグループが、凄い勢いでオーダーを入れているところでした。
これは時間かかるかなぁ・・・と、ちと後悔しながらも負けずにオーダー入れる。
「お腹ぺこぺこなんですぅ~」と、お姉さんにアピールしたせいか、出てくるのが思ったよりも早かった。
ハモのサクサク揚げ梅ソース添え
私の日記に毎年登場してます。
この衣のサクサク感が大好き。天ぷらとはまた違う美味しさ。
豆苗の塩味炒め
どーん!と、お皿に山盛りで登場。シャキシャキです。
昼間の暑さで いっぱい汗をかいていた身体に、丁度良い塩加減。白ご飯にも合う~。
海老のブラックビーンズ炒め
麻婆豆腐
出てくるなり中国山椒の香りが・・・!
実は、何度もこの店に来ていながら麻婆豆腐をオーダーしたのは今日が初めて。
舌がピリピリしびれる辛さに悶絶しながら、追加オーダーの半ライスにのせてかきこむ。
・・・おいひぃ。
ひーひー言いながら、麻婆飯を かきこんでる最中、視界に入った隣りのテーブルに目が釘付け。
「・・・あれ、食べたい。」と 呟いた私。
で、
「さっき、あそこの人が食べてたのと同じものお願い。」と友人がオーダー入れてくれました♪
マンゴープリン
美味しかったぁ。。
程好い甘味と酸味は、紹興酒にもぴったり。
ふわふわ溶けるから、いくら食べてもどこに入ったかわかんない。
いくらでも食べられそう。^^
嗚呼、お腹いっぱい。
ひあはへ。
砂漠にしっとり水がしみこんでいくような幸福感でございました。
それから お堀の提灯みながら腹ごなしにお散歩。
腹ごなしのあとは・・・飲みなおしっ♪
ほっほっほ。
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2007年07月28日
最終日
空港まで送ってくれるという母に甘え、父に挨拶をして家を出る。
往きは私が運転。片道1時間のドライブ、空港に近づくにつれて母の言葉が減っていく。
子を思う親の気持ち、母親の気持ち。
同じ立場の女性として、私にも痛いほどよく伝わってくる。
そして同時に、親の思いに副わない子としての 気持ちにも思い至って、苦笑い。
空港につき、車を降りて母に鍵を渡した瞬間から母はいつもの顔に戻り・・・「さて、なに食べる?」。
いやはや・・・もう、こっちにいる間中 何かっていうと 山のような食事が並べられ
あれ食べろ これ食べろ まだまだあるぞ口開けろ、とガチョウのように 詰め込まれてた私。
― まだ食べさせる気ですか?
と、尻込みするも・・・「馬刺し寿司があるよ」と、店頭のディスプレイを指差す母。
私の意見も聞かず、さっさとお店に入る母。
「ここで一番良いの持ってきて。馬刺し寿司つけてね」と店員さんに失礼な注文する母。
ぅわ!でた・・・。鮨屋に行っても、ウニから注文するよーな母。。
で、
すみません、ごめんなさい。と、店員さんにペコペコする私。
― かーさん、かーさん、ここ空港なんだし 美味いもの期待しちゃいけませんて。
「・・・ふん」
笑われました。鼻で。
サヨナラ故郷。
満腹砂漠。
熊本にご興味のある方は、こちらをどーぞ。熊本城も阿蘇も見られます。
(ナレーターは熊本出身、常田富士夫さん。^^)
↓
熊本見聞録(熊本県インターネット放送局)
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