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2014年01月03日
お正月料理
久々の尾だ鞠亭でございます。
2014年が明けまして二日となりました。
肥後の国生まれの女としましては、やはり、
これを食べなければお正月気分には浸れません。
まずは、からし蓮根
故郷・熊本では4百余年の歴史をもつ郷土食です。
もともとは、病弱だった藩主・細川忠利の滋養強壮の為に献上されたもの。
輪切りになった蓮根の断面が、細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから
門外不出の料理となっていたため、製法が一般に伝えられたのは明治以降。
そんな事とはつゆ知らず、中のからし味噌を
ほじほじと抜いて食べてた幼少時代が懐かしうございます(笑)
町角のお惣菜屋さんでは、
売り物にならないような細い蓮根も からし蓮根にして売ってたので
小学校帰りによく 揚げたてのアツアツを買い食いしてました。
ほくほくしてて、焼き芋よりも断然コッチが好きだった私です。
こんどは自分で作ってみたいなー。
そして、メインはもちろん馬刺し!
いつも親友Yのおかげで、馬肉問屋さんから直送してもらえる逸品。
私はいつも「赤身オンリー」でお願いしているのだけど、なぜか毎回刺し入りも混じる。
少量だから良いんですけどね。
なんといっても馬刺しの醍醐味は赤身です!(きっぱり)
お食事に頂いたのは 豚しゃぶ。
きっちりとひいた昆布出汁と良質な豚肉の相性はバツグンです。
お肉を堪能したあとは、お鍋に うどん投入。
昆布出汁にくわえて豚肉のエキス、他の味付けは一切無いのに旨味たっぷりの良いお味。
ほんの少しのお醤油と、ゆずをかければ悶絶する美味しさでございました。
んで、せっかくだからと、先程の馬刺しを・・・しゃぶっしゃぶっと(おぃ!
火を通したことで、馬の脂が溶けて香り立ちます。
噛めば肉汁が滲みだし、その度 鼻腔から抜ける馬肉の味(匂い)。
嗚呼、こりゃたまらんわ。と、鼻腔の残香をおかずにご飯を食べる。
以上、本日の食卓でした。
新年早々、大変美味しゅうございました。
ごちそうさまでした。
多謝。
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投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2014年01月03日 05:06
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