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2014年01月02日
2014 初詣
氏神様の三嶋神社へ初詣。
大晦日から元旦への二年詣りで賑やかだった境内も、
夜になれば社務所も閉まり、静かな境内に戻ります。
だけど、お正月の間は一晩中灯りがともされている。
私は、静謐さを纏うこの時間がいちばん好きなのです。
この燈を見るたび、見守られている安心感に包まれる。
あぁ..どんなに繕っていても、ここでは見透かされちゃうなぁ..
と実感しながらも安心できて、感謝と祈りを捧げます。
数えてみたら、私がこの町へ来て今年で十回目の初詣。
月日のたつのが早すぎる。。で、
もうしばらく宜しく♪とお願いしてきました(笑)
本殿前には相変わらず、
破魔弓、破魔矢、お守り各種、おみくじがそのまま置いてあり24時間いつでも買える。
そして「初穂料は賽銭箱へ」という掛札にある通り、
其々の値段札を見て代金を賽銭箱へ入れます。
私がはじめて参拝した十年前からずっと同じ。
なんでもないことのようだけど、凄い事だと思います。
毎年、この掛札を見るたび「美しさ」というものを思う私です。
それはヒトであったり国であったり。
ね。
初めてこの光景を見たときのこと。
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氏神様の神社に初詣に行ったときはもうすでに薄暗く、
境内には人っ子一人何方様の姿もありませんでした。(泣
でも、本殿には灯明。
賽銭箱のとなりには、破魔弓やらお守り、おみくじが並べてあって
「ご購入の金額は賽銭箱へ入れて下さい」と書いてある。。
目がテン。点。てん。
そりゃ、お金は賽銭箱でいーかもしんないけどー
この破魔弓やらお守りたちは盗まれたりしないの?
って、つい心配になっちゃった。
でも、ここいらじゃ神様の前でそんな罰当たりなことする輩もいないのかな。
それとも、それをも見越した大らかさなのかしらん?
うーむ。大した神社。…なのかな。
お参りしてから破魔弓の代金を賽銭箱に入れて、
そろそろ境内を出ようとする時に、
自転車でやってきたスーツにコート姿の紳士とすれ違う。
出口で本殿を振り返って見ると、その人もまた代金を賽銭箱に入れていました。
当たり前のことなんだけど、
信じるココロと
引き受けるココロが
灯明の下に照らされているようで、なんだか嬉しくなった。
(2005年元旦のWEB日記より)
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もう十回目だけど、
過去ログを見直してみたら、毎年元旦に同じコト書いてて笑っちゃいました。
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投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2014年01月02日 02:43
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