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2009年03月28日

さくら

お散歩中に出会った桜。
暖かくなるのを待ってるたくさんの蕾のなかで
待ちきれないコ達が ちらほら咲き始めていました。

でもやっぱり、ほとんどがこのコ達。



このコ達のためにも
はやく 暖かくなあれーーーーっ!!

って、
今頃またシモヤケつくってて どーするアタシ!? ^^;

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 20:27 | コメント (0) | トラックバック

2009年03月21日

大豆

Junkan農園の大豆。
お馴染み、S&Dの二人が作った大豆です。もちろん、無農薬有機栽培。

水に戻したら、なんだかとてもキレイで見惚れてしまった。

そしたら、
水に浸けてるあいだにむけちゃった薄皮くんがいた。

これがまた美しくて見惚れてしまった。

なんでこんなにキレイなんだろう。。
と、ひたすら見惚れる。

気が済むまで見惚れたあとは、
お鍋の中へ。

煮物に、サラダに、ご汁に、ご飯に、・・・DAIZU IN!

あぁ。。

なんでこんなに美味しいんだろう。。


投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 16:32 | コメント (4) | トラックバック

2009年03月20日

追悼:彫刻家・眞板雅文さん

2009年3月9日
彫刻家・眞板雅文さんが亡くなりました。享年64歳。

眞板さんは、私の結婚時代から家族ぐるみでお付き合いのある方でした。

 
9日深夜、
「さっき、マイタさんが亡くなりました。オヤジが看取った。」という、息子からのメールを
信じられない思いで、何度も見直していました。
翌日の新聞記事、友人からの詳しい連絡を受けて、心筋梗塞による急逝だったことを知る。

私が離婚してからというもの、当時お世話になっていた方々の一部の人からは、
その年からの年賀状のお返事さえも頂けなくなり、その理由がなぜだか分からずじまいに
ご挨拶に伺う機会も得られないまま、5年近くの時が過ぎました。

眞板さんは離婚直後の私に
「離婚してもアナタはアナタ個人として僕の友人に変わりないでしょ?」と、電話をくださり、
その後も、他の方々と疎遠になっていく中、
何かの折に触れては、以前と変わらずに電話をくださいました。

「時間がかかっても、また皆さんと会える時がきますよ。
 このまま会わず仕舞いなんてことはあり得ない。
 いつか僕がその機会を作ってあげるから大丈夫だよ。」
そう言ってもらったのはいつだっただろう・・
まさか、それがこんな形でくるとは思ってもいませんでした。

3月11日、お通夜へ。

お通夜の会場に足を踏み入れるまえ、深呼吸ひとつ。

互いの存在に触れ合うことなく過ごしてきた この5年という時間と
それ以前の、結婚時代の二十年間という過去の時間層が、この向こう側にあって、
そこと私の間が、目に見えぬ薄い膜に隔てられているような気がして、一瞬 足が竦んだのです。
でも、これは眞板さんの用意してくれた機会なんだから、と思った瞬間
足がすっと前に踏み出ました。踏み出した私のつま先が、そこにあった薄い膜に穴をあける・・
とてつもなく大きなシャボン玉を つついて弾く瞬間、のような光景を俯瞰する私がいました。

通夜払いの席で、私の顔を見て駆け寄ってきて下さったA夫人。
それからそこにいる間ずっと、「ほら、ゆみさんよ!」と、皆さんに引き合わせて下さいました。
こうして、疎遠になっていた皆さん全てと5年ぶりの再会をしました。
別れた夫とも5年ぶりに会ったことになります。
A夫人に引っ張って来られて、誰が見ても 明らかに尻込みしていた元夫との対面、
「ご無沙汰してます」と挨拶した私と目を合わせようとしない彼に、A夫人の激が飛びましたけど。^^;
もちろん、その場の視線を一手に集めていたのは言うまでもありません。
皆さんの対応は其々にあって、それはそれで興味深いものでした。

席が落ち着いてから、改めてA夫人に御礼を述べ
眞板さんの言葉のおかげで、この場に来れたという事をお話しすると
「そうだったの・・、眞板さんも心配してたのよね。
 ほんとに、こんな形で呼ぶなんてね・・眞板さんらしいね。
 でも、こうしてまた会えて、来てくれて、ほんと よかった」と、しみじみと仰ってくれました。

― でも、この場に眞板さんが居ないのはズルイ。

会場に来てからずっと心の内にあった思いを言葉にした途端、
涙が溢れてしまいました。人前だってのに。。

「眞板さんのことだから、そこらへんで笑って見てるわよ」
「そうそう」
「おぅ!やっと来たか!ってね! 眞板さんらしいじゃない!」
A夫妻や、その場にいた友人が 明るく言ってくれることが何よりも嬉しかった。

そして斎場を出る前、眞板さんに ゆっくりと会わせていただきました。
まるで笑顔のまま眠っているような優しいお顔でした。

ありがとうございました 眞板さん。

心にずっと ひっかかっていたものが、すぅっと抜けていくように、
この5年という月日にようやく一区切りがつきました。


File0024.jpg
手元にあったこの写真、’94年頃の眞板さんです。

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (2)

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