2008年07月25日
てんたま
しばらく屋根裏に姿を見せなかった てんたま。
てんたまは築二百年の我が家を守るかのように屋根裏に棲みついている猫。
いや、猫というのは仮の姿で
実際はウチの神チャマ達が、世間をうろつく為に憑依してるんです。
あ、いえ...暑さのせいでおかしくなったわけじゃないから。
ほんとですってば。
で、
昼間のうだるような暑さが過ぎて、涼しい風が吹き始めた頃
縁側に行って洗濯物をとりこみはじめると、何気に感じる視線。
ん?と横を見ると、
そこには てんたまが寝そべっておりました。
しばし私の動向を眺めていたかと思ったら、そのまま微動だにせず目を閉じる。
少し前までなら、「それ以上近づくな!来たらアッチいくぞ!」というオーラが漂ってたのに
本日は、「んもぉ…やっと涼しくなったんだから動きたくないのヨ」って だるだる~なカンジ。
私が部屋からカメラを持ち出して、てんたまに近づいて撮ろうとしても
片目をチラッと開けただけで、すぐに おやすみなさる。
え?いいの?
撮ってもいーの?
ほんとに?撮るよ!撮っちゃうよっ!!
って、うるさく声かけてみたけど反応ナシ。
ここまで無視されると淋しいものもあったりするわけで・・・
「わっっ!!」とか言ってビックリさせてみたくもなったりして・・・
でも私はオトナだから そんなことせずに
「眠るな~、ねたら死むぞ~」と囁きながら
じ~~~っと目の前で てんたまの寝顔みてただけ。
「元気そうでヨカッタ。」
「おまえもな」
これが あたし達のココロの会話。
ほんとですってば。
投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2008年07月25日 00:00
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