2008年06月13日
南天の花のおしゃべりさやさやと
南天の花が咲いています。
南天の実は冬の季語で、南天の花は夏の季語。
冬の最中につく実の赤さとは対照的に、地味な花で つい見過ごしてしまうほどです。
毎年、咲いてるなぁ・・と思いながら、つい写真に撮るのを後回しにしちゃってた。
だから撮ったのは今日がはじめて。
ねぇ。ねぇ。
なんとなく呼ばれてるような気がして振り向いたら、目が合った(?)。
近寄ってみると、なんだか照れてるみたいに さやさや揺れる。
ことしも咲いたんだね。
- うん。
いつも咲いてたんだよね。
- うん。
さやさや。さやさや。嬉しそう。
また会おうね。
投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2008年06月13日 20:18
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コメント
「南天」といえば山崎放代ですよね※もう、反応してしまいますよね「南天」って聞くと(笑)
この句、その先入観を上手にかわしてくれた秀作ですね。
※「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」
投稿者 &O : 2008年06月14日 14:42
南天=放代さん の&O さんに お褒め頂けて本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
放代さんの「南天」は私にとっても大きくて・・・そのおかげで「南天」は詠むに詠めない題のひとつでもありました。
でもなぜか・・さやさや揺れる南天をみていたら、放代さんが どっか行っちゃって。。(笑)
こんな感覚で詠めたのはすごく久しぶりで嬉しかったです。^^
投稿者 ゆみ : 2008年06月14日 16:29