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まずは前菜の牛バラ煮込み 美味!豚足煮込み もちもち。(前菜各280円とは驚き)
氷花餃子
美しい網目。
この全体が氷花を模様してるってコトですね。パリパリサクサク、気持ち良い食感。
餃子は手打ちの皮が もっちもち。
熱々のところにおそるおそる噛み付くと 肉汁がピューッと飛び出してきます。
エビとイカのチリソース炒め、回鍋肉。
ここまでの味が、それぞれに一品で満足完成品!という感じで
複数食べ続けると どうしてもお口に甘味が残ります。
ここいらで、ちょいとサッパリ系にいきたいなぁ。。と思ってメニューを眺めるも
クラゲの和え物や塩味炒め野菜以外に、
酸味浅漬けぽいお口直し系が見当たらないのが残念といえば残念。
仕方ないわね。ってことで、チャーハンを注文することにした。ご飯で口直し。とか。
メニューには、鮭・高菜・エビ・・・など計7種類のチャーハンが鎮座。
ここにきて具はいらないのよっ、具は!と、のたまうJとあたし。(おまえら帰れ)
んで、前回より仲良しになったお店のオネーサンに スリスリ。
「シンプルな卵チャーハンが食べたいんですけどぉ。メニューに載ってないのぉ。でも箸休めに食べたいのぉ。できれば塩味薄めでね♪」
・・・・・
厨房にオーダーが入りました。
オネーサンありがと。
なにやら中国語が飛び交っております。
何を言われているか・・・想像するのはやめとく。嗚呼 紹興酒がうまい。
たまごチャーハン。
是美味。
美味しいと地団太踏む以前に、お箸が止まりません。
こらこら、これは箸休めでしょ。と、Jに突っ込まれながら手と口が勝手に動くの~。
ご飯ぱらぱら。炒められた卵の味と香りが咀嚼するたびに「うふん」と自己主張。
あぁごめんなさい。降参です。
なんでこれがメニューに載ってないのよぉ!とか言いながら
飲むのも忘れて食べるゼンマイ仕掛けと化すあたし。やめられないとまらない。
いかん。このままいったら、コイツまた壊れる。と危機感を感じたらしいJ。
そろそろ〆に何か頼もうか?と、目の前にメニューを広げられる。
「マンゴープリンたべたい」と言うあたしを 軽く無視するJ。
ビーフンも食べたくない?麻婆豆腐もどお?などと誘惑の単語が並ぶ中で
あ、ココの手打ち細麺を 食べてみたかったんだ。と思い出す。
前回食べた焼きそばの麺が、太麺ながら、シコシコもっちりと結構美味しい麺だった。
オネーサンに聞くと、麺類はすべて手打ち麺だと聞いていたし隣のテーブルに運ばれてきたラーメン(?)見てたら、これは食べねば!と決心。
んで、注文したのが「酸辣(スーラー)ラーメン」。
ガツンと酸っぱ辛いもので〆ましょか。
と、あたしらにしては珍しいチョイス。(マンゴープリンはどこいった)
是又美味。
しかし・・・これ、胡椒一瓶入ってない?すんごい胡椒の香りよ。
当然、辛味の波状攻撃もスゴイ。
とろみのおかげでむちゃくちゃ熱いし・・啜りかた間違えると死ぬぞ。と覚悟。
ひーひー言いながら、玉のような汗をかきながら、「美味っ!」「辛っ!」と繰り返しながら
とうとう途中で降参したあたし。(胡椒辛いの好きだけど弱い。)
だけど、これは くせになりそう。辛いけど程よい酸味、とろとろスープにとろとろ卵。
細かく刻まれたシイタケ、イカ、ほたての旨味具材にシャキシャキしたクワイの食感。
これ、4~5人でシェアすれば丁度良い量だと思う。
ごちそうさまして、辛味が治まった頃 モーレツな眠気に襲われる。
胡椒って鎮静作用あるんだっけね?それとも単なる食べ疲れか?
ま、それも この夜の寒風吹きすさぶ外に出たらもとに戻ったけど。しゃきーん!て。
んで、ようやく この時点で お腹がはちきれそうに苦しいと悟ったあたし。
「マンゴープリン~~~~!」と、
最後まで食い意地に憑依されてた己を反省す余裕も生まれた訳で・・・。オトナよね。
こちら氷花餃子は、味はそこそこ、量もたっぷり、お値段リーズナブル。
てことで、庶民的本格中華。といったところでしょうか。
色々食べたいという向きの方には、コース注文の方が良いかもしれません。
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氷花餃子開成店
神奈川県足柄上郡開成町吉田島4350-5
0465-82-7303
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