2007年07月24日
熊本-1食目
熊本到着一日目はホテル泊。
両親のいる阿蘇には翌朝向かう予定なので半日だけのフリータイム。
ホテルに向かう中、お腹が空いてることを思い出して リムジンバスを途中下車。
目指したのは、「紅蘭亭」。
熊本では中華の老舗と呼ばれているお店です。
ここで私が必ず食べるのは太平燕(タイピーエン)
太平燕は、春雨ヌードルの原案にもなった中華料理。
塩味の鶏がらスープに、たっぷりの炒め野菜とキクラゲ&シーフード。
もちろんメインは、煮てもシコシコ緑豆春雨。
太平燕といえば、揚げ卵。
なぜか私の好きな店では、必ずこれが入ってる。
熊本ラーメンよりも太平燕が好きな私。
関東どころか、熊本以外では食べられないものと知ってからは帰省したら必ず
紅蘭亭へ足繁く通いまして、思い残すことのないように堪能しておりました。
それが、
数年前に帰省した折、いつものように行ったこの店で いつものように頼んだ太平燕。
だけど・・・出てきたものは、太平燕とは似ても似つかぬシロモノでしたの。
スープは醤油色に変わり、冬虫夏草(薬草)なんてものまで入ってて・・・味は別物!
私の血管はブチブチ切れはじめ、一緒に居た母も店長を呼んで激怒するほどでした。
それ以来、二度と行くものか!!!と、思っていたのですが、
もう一度だけ、紅蘭亭の太平燕の行く末を確かめたくて訪れた私。
写真を見てもお解りと思いますが・・・スープの色が醤油色じゃなくなってて少し期待。
お味も、ひと口め、二口めくらいまではもとの味に近づいてる!と思って嬉しかったけど・・・
食べ進むにつれて、しょっぱくてスープを飲み干すことができなかった。
太平燕は、あっさりした塩味の中に透明感のある深みがあって、
その野菜と溶け込んだ旨味が、程好く春雨にしみ込んでるものが最高に美味しいものなんです。
だから、最後の一滴までスープを飲んでしまえるのが当たり前。
紅蘭亭はどう贔屓目にみても・・格段に味が落ちました。
私が十代の頃から、つい数年前まで ン十年以上も変わらぬ味を守ってきたお店なのに。。
うーん、残念。リベンジならず。(・_・、
こちらは、セットについてた酢豚。熊本では酢排骨(スーパイコ)と呼びます。
これは、とっても美味しかった♪^^
ちなみに このセット、
太平燕、酢排骨、イカともやしの和え物、ライス、壷入りザーサイ、杏仁豆腐。で、900円也。
投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2007年07月24日 00:00
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