« 丘みつ子 作陶展 | HOME | 山本安朗-南蛮手の器-展 »
2006年10月28日
笹鶏
あしがら農の会・Sさんの【笹鶏】が届きました。
骨付きもも肉、むね肉&手羽、ささみ、鶏がら がブロックになってて、一羽ぶん。
鶏がらは、もちろんスープに!
頚骨の部分を数箇所 叩いてから 熱湯で ぐらりと湯通し。
それから丁寧に水洗いして、次は 別の鍋でもどしておいた昆布と干し椎茸と一緒に火に掛けます。
煮立つ直前で、昆布と椎茸を取り出し・・・それからとろ火でコトコト。
僅かに(驚く程少ない!)出てくるアクを丁寧に掬いながら、ひたすらコトコト。
それから数時間後、きれいなスープストックが完成しました。
(鶏がらに付いていたお肉も すべて外して使います。煮凍りなんていいかも!)
私が、どこのお肉を 使おうかなぁ~
何を つくろうかなぁ~
と、それぞれのブロック肉を取り出しているところで、
友人 J が、笹鶏を見て目を輝かせはじめた。。
「ちょっと!もう 任せらんないわっ。おどき!」と、J に台所を乗っ取られる。
乗っ取られたけど・・・私は 文句なんて言いませんよ。もちのろん。
だって、
美味しいものを 作ってもらえるんですものね。
美味しいものなら許します。
美味しいもの限定です。
ここから J の お料理。
さささっと、ささみでお刺身ができあがる。
とってもきれい。
うーん!さくっとした食感。さっぱりした甘味。美味でした!
それから 次に、骨付きもも肉を 一本だけ取り出して、そのもも肉を3ブロックに切り分け
切り分けたブロック毎に、それぞれの調理を始める。。
骨付きもも肉といえば そのままグリルするか・・・煮込み料理にするかしか思い浮かばなかった私。
なるほど~!と、目がまんまるになる。(なにがなるほど?)
その、1ブロックめ
シンプルに 塩、黒胡椒だけで炒めたもの。
これが、なんと言えば よろしいのでせふか・・・
「美味しい」以外に言い様がないのが申しわけない程、美味しい。
お肉は、適度な硬さがあるけど硬すぎるのではなく、さっくりという歯ごたえがある。
特筆すべきは、この鶏皮!
しっかりと焼いてあるから、かなり脂も外に出ているはずなのに
その形が崩れず、肉厚でコリコリと・・・これまた美味しい歯ごたえ!
パリパリに焼いてない鶏皮は苦手という人も多いと思うのですが・・・、
この鶏皮ならば、パリパリに焼かなくても コリコリと、変な臭みも無いから
結構 好きになれるのではないかしら?
おかげさまで、私は、鶏皮の イメージが大きく変わってしまいました。
2ブロックめ
J の大好きな、ガーリック&長ネギを じっくりローストしたものに
お肉を 炒め合わせたものです。
もう 何も申し上げることはございません。
お酒がすすむ。
ごはんがすすむ。
とまらない。
またもやわたしの”何か”が忘却の彼方へと。。
はい。
最後の、ブロック。
みた飯です。(←みたまんま、って入れたら・・まんま=飯 に、変換。ほんと、まんまだ。)
親子丼でございます。
最後のご飯モノって、お約束と言いましょうか・・・反則とも申しますね。
丼モノって、いくらでもご飯が入るから困るのよ。
でも、それがまた美味しくて困るのよ。
否。
困ってません。
ウソです。ごめんなさい。(友人のお嬢が愛読してくれてるらしいので・・・ウソはいけません。めっ。)
でも J は、こんなに美味しく出来上がった親子丼なのに、満足行かなかったご様子。
親子丼リベンジを 誓っておりましたわ。わーい。がんばれー。
それにしても・・・
すごいわ。上記のお料理、三種類。
たった一本の 骨付きもも肉だったのよね。感動的。
私はというと、J がお料理してる間に、
さきほどの出来上がったスープストックで、シンプルスープを作っただけだわ。
なにもしなくて ごめんなさいね J 。
ほっほっほ。
投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2006年10月28日 00:00
« 丘みつ子 作陶展 | HOME | 山本安朗-南蛮手の器-展 »
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yumisan.com/mt/t-back.cgi/136