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2006年08月01日

パンチエッタ 2

パンチエッタのその後。

本日、塩漬け後の熟成期間を経たお肉を試食してみましたら
思いの外に美味しく出来ていたのでございますよ♪
不思議なことに、しっかりとした塩味がついているのに、
塩辛いということはなく、お塩そのものがお肉と同時に熟成して旨味を増している感じです。


塩漬けの保存目的が、「素材」の長期保存だけではなく「塩」の保存でもあったという説を教えて頂いたのですが、本当にその通りだと実感しました。
昔は、体に必要な塩分を摂りたくても、お塩そのものが貴重品だったはず。。
今のように塩や他の調味料が簡単に手に入らなかった時代、
希少な塩を用いて発酵や熟成をさせることで様々な保存食や調味料を作り出してきたのは、人間の大いなる智慧ですね。


そのパンチエッタを使い、J農園のミニ玉ねぎでシンプルなスープを作ってみました

パンチエッタから出た塩味が、ミニ玉ねぎに しみこんで素晴らしくも優しい味に仕上がりました。
これはまさしく、
パンチエッタとミニ玉ねぎのマリアージュ。

こぶた畑のお肉の特徴は、なんといってもその脂(ラード)です。
臭みは全くありません。というより、この脂身を焼くと美味しい匂いが漂い・・・お腹空きますよ。(笑)
このラードを使って作る野菜のグリルは絶品!

そこで、
パンチエッタとポテトの重ね焼き。


今回のバラ肉にしても、季節毎の旬のお野菜も、お米も卵も果実も・・
その食材を作って育ててくれている友人がいるからこそ頂くことができる私です。
そしてそのお顔を思い浮かべながら頂ける食事ってなんて贅沢なんでしょうね。
作って下さってるご本人達に直接、感謝やお味の感想を伝えることができるんですもの。
本当にありがたいことと思います。

そんなふうに・・美味しい幸せに浸っておりましたところ、ふと
生産者である こぶた畑のYちゃん&K君と、J農園のSちゃん&D君にも
この完成品を食べさせてあげたくなりまして・・・
お肉の熟成味が落ちないうちに「パンチエッタの会」を催したいと思いましたの。
いつも 生産したものは、お客様への宅配が第一優先になる彼らですから、
たまには いつもと逆に、彼らを第一優先に・・・美味しいものを食べてもらいたいな。と思いました。

で、
とっても急な話だったのだけど、
私と同じように、彼等のお肉やお野菜を頂いてるお友達に声をかけて
「みんなで彼等を おもてなししませんか?」とお誘いしましたところ、
みなさんとても快く賛同してくれまして・・・
近日中に「パンチエッタの会」の開催実現となったのでございますよ~。

うふふ。
楽しみだわん♪

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2006年08月01日 00:00

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